フライフィッシング備忘録

時々シングル・アンダーハンドキャスティング探検隊 Flyfishing Notebook
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river peak FLY HOOKS 新しいフライフック発売

JUGEMテーマ:フライフィッシング

river peak FLY HOOKS!!

フライフック5種類

価格は某有名ブランド品と比べ半額以下

安かろう悪かろうなのか?

いやいや、そんなことは全くない!!

river pieak の新しいフック発売。間違いなくコスパ最高クラスと思えてなりません。

50本入りでこの価格なのか?!

フック一覧

テスターさんも大満足の性能と価格。私自身もタイイングし、実釣テストしての感想をお届けします。

製造会社は60年以上国内でフックを作っており、早くから海外進出を果たし、釣り鈎全般で一定の評価を得ています。

巻いてみて、釣ってみればわかる。良いものを見つけて笑いが止まらない。

以下に5タイプのフックを紹介しよう。


▼F100B

フライフックF100B

■F100B
ドライ用
#8〜#20
税込627円 50本入 (1本=12.54円)

ラインナップ上では一応「ドライ用」となっているが、実質的にはもっとも汎用性があるスタンダートなデザイン。サイズも#8〜#20と幅広く、大型メイフライ〜ミッジまで、太さ的にもニンフ、ウエットに十分に使える。

ドライ専用とするほどにはファイン・ワイヤーではないことから強度的にも安心。

この太さなら初心者にもおすすめ。管釣りなどで大きなニジマスが掛かって強引なやり取りをしても「フックが伸びる」といった残念なトラブルはまずないだろう。

なお、マイクロバーブ(かえしが小さい)とされ、貫通力と掛かった後のホールド力を両立している。

管釣り(または競技)のレギュレーションで「バーブレス」が必要なら、マイクロバーブはペンチで簡単につぶしやすい。

アダムスパラシュート

▲参考タイイング:アダムスパラシュート

買い方アドバイス

この「F100B」は必携。一般渓流、管釣りでドライ、ニンフ兼用に便利なフック。

ドライ、ニンフならサイズ#12〜#18があればまずまず。最低でも#14、#16はそろえたい。

ヤフオク等で自分で巻いたフライの販売を考えて「コスパの良いフック」が多量に必要な方にもおすすめ。

画像では反射で銀色に見えるが、実際にはブラックニッケル仕上げ。

F100Bのお求めはこちら


▼FBL130

フライフックFBL130B

■FBL130
ドライ、ウエット、ニンフ用 バーブレス
#12〜#20
税込540円 50本入 (1本=10.8円)

一応万能タイプのバーブレスフック。ショートシャンク(直線の軸部分が短い)、ベンド部(フックのお尻の丸い部分)の形が特徴的なフック。

バーブレス(かえしなし)で貫通力は抜群。そしてベンド部の形は刺さった部分を「抱き込む」ような掛かり方となり、バーブレスでもバレを防げるタイプ。

この形式のデザインは好みが分かれることがあるだろうが、間違いなく一定数の支持があるようだ。

個人的にはショートシャンクの形から「デザインが短め」なドライフライに使いたい。

例えば「エルクヘアカディス」とその派生系のドライフライに。

参考に、このFBL130に巻いたCDCカディス(ボディハックル無し)の画像を。短いボディのフライにぴったりだろう。

ただし、このフックはベンド部が「抱き込み型」になって回り込み、フックポイントが「やや内側」を向く形式となる。

そこでこの形式のデザインでは「魚がちょっと触っただけでは掛かりにくい」かもしれない、といった気分になることがある。

それでも魚が浮いたフライにちょっと触ってすぐ逃げる、といった状況でなければ普通に使えるだろう。

CDCカディス

▲参考タイイング:CDCカディス

買い方アドバイス

好みによるが、ショートシャンクのドライ用にお勧めできる。前述した通り、エルクヘアカディスのような「短い」デザインの物にはぴったりフィットするだろう。

カディス系、管釣り一般にに対してなら#12〜#16がおすすめ。

魚の活性が高い時には一押しのフック。

FBL130のお求めはこちら


▼FBL150B
フライフックFBL150B

■FBL150B
エッグ、レザーフライ(トラウトガム系)、シュリンプ等 バーブレス
#10〜#16
税込610円 50本入 (1本=12.2円)

これはもう管釣り御用達、ほとんど必携と言えるバーブレスフック。

ヘビーワイヤー(太軸)で強度バツグン、強引な取り込みも問題なし。管釣りの数釣りや競技に向けては必携のフック。

用途としてレザーフライ(トラウトガム系)のストレートな物、そしてエッグ。

もちろん、このフックのシェイプはキールタイプのビーズヘッドニンフにもぴったり。

レザーフライ

▲参考タイイング:レザーフライ(トラウトガム系)

他、シュリンプ系とあるが、いわゆる「ヨーロピアン・ニンフィング」ないしは「チェコ・ニンフ」用として強くおすすめできる。(とりあえずカディス・ラーバ系と思って差し支えないだろう)

チェコ・ニンフに関して個人的には、天然河川での管釣り時期、ボトムにいる大型ニジマスの反応がすこぶる良いと思っている。

買い方アドバイス

管釣りでのエッグ、レザーフライ(トラウトガム系)なら#12〜#14。

チェコ・ニンフは#10〜#14があればよし。

なお、このフックもヤフオク等で自作フライを販売する方にもおすすめ。多量に良質フックを安く入手する最良手段。

画像では反射で銀色に見えるが、実際にはブラックニッケル仕上げ。

FBL150Bのお求めはこちら


▼F120B
フライフックF120B

■F120B
ウエット用(ニンフ等も)
#10〜#16
税込560円 50本入 (1本=11.2円)

ヘビーワイヤーのレギュラータイプ、どちらかと言えばショートシャンク(軸の直線部分が短い)よりのウエット用フック。小さいサイズの物はニンフにも使える。

ラウンド部のデザインととして低重心化されており、ウエットフライやニンフが流される時の安定度に寄与している。

以下に私が#12に巻いたシルバーマーチブラウンの画像。けっして上手くはないが、ショートシャンク気味なフックであることがわかる。

シルバーマーチブラウン

▲参考タイイング:シルバーマーチブラウン

買い方アドバイス

個人的に正直に言えばウエットフライのタイイングは難しい。シンプルな形の物が多いためにちょっとしたバランスの崩れからブサイクなフライが出来上がってしまう。

そこで、まずはウエットフライのタイイングに入門したい方。そして販売目的などで自作フライを量産する方におすすめ。

ウエットフライなら#10〜#14、ニンフなら#12〜#16を。

画像では反射で銀色に見えるが、実際にはブラックニッケル仕上げ。

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▼FBL140B

フライフックFBL140B

■FBL140B
ウエット用(ニンフ等も) バーブレス
#10〜#16
税込610円 50本入 (1本=12.2円)

これは「F120B」のバーブレス版と言える。ウエットフライ用フックとしてバーブレスは珍しくないだろうか。

また、フックポイント部がF120Bに比べ、少し長めに設定されているようだ。

これはバーブレスな分、掛かった後のホールド性を考慮していると思われる。単にバーブ(かえし)がないだけではない。

そういったバーブレス専用設計として管釣りや競技のレギュレーションにマッチしている。

他、基本的な特徴は上の「F120B」に準拠する。

ウエットフライなら#10〜#14、ニンフなら#12〜#16を。

画像では反射で銀色に見えるが、実際にはブラックニッケル仕上げ。

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あとがき

実は、安いだけならまだ他のフックもあるにはあります。

私は一時期、そのやたら安いフックを使っていたのですが、ある時そのフックの「アイ」が完全には閉じていなくて結んだティペットがスルリと抜けたことがありました。

また、その安いフックはときおり、ベンド部のアールがおかしい形の物、フックポイントが完全にないものなどが混入していたり。

しかし、フックというのは魚と釣り人の唯一の接点。本当は十分に大切にしたいパーツなのです。

そして同時にコストも考えます。性能vsコスト、これを考えると今回リリースされた river peak のフックは完全だと思います。多くのテスターさんの支持があるのも納得なのです。

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新フライライン(WF) FREESTYLE MULTI レヴュー(river peak)

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ラインボックス

river peak(リバーピーク) フリースタイル WF-2/3〜7/8-F【ゆうパケットOK】

プロファイル

river peak の新しいフライライン FREESTYLE MULTI WEIGHT FORWARD の紹介。

このフライラインはなかなか使い勝手が良く、汎用性が高いプロファイルになっています。

ウエイトフォワードの表記がありますが、一般的なウエイトフォワードと言うより、仕様表にある通りにヘッド長が短く、いわゆるシューティングヘッド(ランニングライン付き)という感じ。

今回のテストでは#2/3(6.4g)をLOOPのロッド、OPTI CREEK 8'2"-3 #2で試す。

OPTI CREEK

このロッド、従来の番手表記としては#2となっているが、同時に4-6gの表示。一般的シングルハンドの8fクラスで#3と同等な感触の物。今回の新製品ライン#2/3をテストするには好都合な規格。

ところでこの新しいラインは番手表示が独特だが、この意味は後述。

テストデータ

  • ロッド LOOP OPTI CREEK 8'2"-3 #2
  • リーダー TIEMCO OH&D 2X 11 ft
  • ティペット 5X 5ft
  • ラインドレッシング キースト ギガドライ
  • フライのダミーとしてエッグヤーン

ちなみに、リーダーが2Xとやたら太いように思えるだろうが、LOOP社のタックルセット(&キャスティング)のコンセプトに近づけるためにそうしている。

テスト用タックル

 

■ FREESTYLE MULTI の特色

全体としては非常に融通が利いて多くのタイプのキャストに対応できること。

リヤテーパー部の色分けでピックアップ位置がわかりやすい。

ランニングラインは細くとも強く(20lb 0.8mm)、そして長い(トータル100ft)。
ラージアーバーのリール使用で小渓流ならバッキングラインは実質不要。

そしてとにかく低価格。税込 3,759円

以下に細かい部分を見ていく。

●長めなリアテーパー 5ft(1.5m)

リアテーパー部はライトグリーンかライトピンクに色分けされている。(これが良い!)

なので、ヘッドのどれくらいをロッドの先端から出しているかの目安になり、ロッドに乗せるウエイトをコントロールできる。

だから#2/3とか#3/4という番手表示になるわけだ。(一般的なウエイト表示のルールとは異なるが、合理性ありと思われる。)

リヤテーパー

(↑#2/3ラインの例)

Dループを使うキャスティングにおいて、これは非常に柔軟性が高く、応用範囲が広い。(もちろん普通にオーバーヘッドキャストも問題なし)

立ち込んでいる水深の程度、近距離のピンポイントか、とにかく遠投か、重いフライ、軽いフライ、そんなキャストコントロールがつけやすいだろう。

リヤテーパーがないラインでDループを使うキャスティングでは、この辺りの融通に欠けている。この点ではFREESTYLE MULTI は非常によく考えられている。

●短めなヘッド長

#2/3で 24ft 7in (7.5m)

これ、非常に短いように見えるが、8ft程度のロッドでDループを作るには十分。

これでラインをリリースせずに投げたとしても、ロッド8f(2.4m)+ヘッド24ft 7in(7.5m)+リーダー10f(3m)ならば、フライは13m以上向こうに飛ばせる。

これ、中規模の渓流や箱池管釣りなら余裕の実用距離だろう。

この種の、短いヘッド長のシューティングラインのキャストでは、Dループのアンカーとしてリーダー部だけを使うのもコツ。

なお、一般的なウエイトフォワードのラインではヘッド長が30ft(9.1m)など、むしろ小〜中規模以下の渓流では、低番手ラインでこれを全部出す釣りはあまりないだろう。(個人的には低番手ではそもそもが WFである意味を見出せない)

●長いランニング部

これが十分に長い。トータル100ftもあるラインなので、小〜中渓流ではもうバッキングラインは実質不要だろう。

ちなみに、下の画像はORVIS Battenkill II (#3-4)にバッキングラインなしでこのラインを巻いた状態。ちょうど良い感じ。

このラインは低番手ラージアーバーのリールならバッキングなしが標準となりげ。

ORVIS Battenkill II (#3-4)

■キャスト感覚

データ的にはフロントテーパーが少し長めだが、ターン性はかなり良し。フロントテーパーが長めなことは気にならず。

ラインそれ自体の感触はサイエンティフィック・アングラーズに大変良く似たしなやか系と言える。

オーバーヘッド、Dループを使ったキャスト、どちらも大変に良好。

今回のテストではラインドレッシングにキーストのギガドライを使っているが、浮きと水離れは一般的。必要十分。

■一般渓流域でシューティングヘッドを使うこと

以下は今回テストした#2/3といった軽いラインでの考察。(#4/5〜を常用する方にとってはあり得るプロファイルのラインだろう)

このような短いヘッドを持った低番手ラインは中小渓流で使えるように思えない人が多いのではなかろうか?

しかしそんなことはない。

まずは普通にオーバーヘッドキャストができる。もしも距離を出したいなら、同じ投げ方でDTや一般的なWFよりも簡単に遠投可能。

むしろ、バックに木やブッシュ、なんらかの障害物があるとき、Dループで投げるのに都合が良いのがこの種のヘッドを持ったラインである。

DTのラインでロールキャストするよりもよほど楽に飛ばせるのだ。

だから、本当は小渓流でも大変応用が効くラインと言える。

もちろん、そのまま箱池タイプの管釣りでも使える。

Dループで投げると、フォルスキャストを全くしないために手返しが大変良く、数釣りにも向く。もちろんフォルスキャストでのメジャーリングはできないが、Dループで投げた後にリーダー&ラインを着水させず、そのまま再びDループを作ってキャストといったメジャーリングは可能。

私の場合、奈良県天川での釣り(ことにニジマスの管釣りシーズン)にこの種のラインを使うことが多かった。広いプール、普通規模の瀬、後ろに木があるシチュエーションでも怖いもの知らずでキャストしていた。

ただ、もちろん源流のような狭い場所ではアドバンテージはない。

源流のように、足元で極度に水が少ない状態ではDループを作る水面がなく、リーダーキャストでは重めなヘッドが邪魔になる場合が多いだろう。

さて、最後になりますが、何と言ってもこのライン、コスパが良すぎ。

この種のライン、他ではほぼ10,000円程度の価格設定が多いが、これは税込 3,759円。そして送料が安いゆうパケットの選択可能。

この種のテーパーを持ったラインの釣りを試したい方、一般的にはあまりにも高額な価格設定で二の足を踏んでいた方は是非ともお試しあれ!

なお、現時点では#2/3〜#4/5までのウエイトで提供です。

REESTYLE MULTI WEIGHT WORWARD

無駄を省いてボビンなしで提供。実際にリールに巻きとる時は、下の画像のように余ったボビンに装着すればリールへの巻き取りも楽々。上のラインカラーは「アクア」。

REESTYLE MULTI WEIGHT WORWARD

ちなみに、親切にもラインの両端にはループがある。不要な方はそのままカットして使えるだろう。私自身はそうしている。

ラインカラー

カラーは二色から選択できる。お求めはにしきたトレーディングページから。

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ギガドライのレビュー(フライ・フロータント)

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にしきたトレーディングさんでは新しくKEYST(キースト)さんの主力製品を扱い始めました。

今回紹介するのは中でも目玉と言えるフライ&ラインドレッシングの「ギガドライ」と、その専用と言える「コーティングパッド」。

キーストギガドライ1

キーストコーティングパッド1

それぞれの商品ラベルに使い方がそのまあ印刷されており、非常にわかりやすい!

フライ用のフロータントというもの

この種のフロータント(フライの浮力剤、フライ・ドレッシングとも言う)はドライフライの釣りに欠かせない完全必須アイテムと言えます。

これら浮力剤は粉状のもの、そしてこのギガドライのような液状またはペーストタイプに大きく分かれます。

ギガドライは一応は液状タイプですが粘度が高く、フライに対して「部分着け」が可能。そしてリーダー&ティペット、ラインドレッシングにもそのまま兼用できるのが大きな特徴。

これ、実釣では持ち物が減らせます。

ギガドライの所見

液状フロータントとしては珍しくハケ付きキャップ。

液体の感じとしてはTIEMCOのフライライン・ドレッシングに似た感じで、ある程度の粘度あり「もしかして同じような物か」と思えますが、いやこれが違う!

指にとってスリスリしてみますと・・・

TIEMCOのフライライン・ドレッシングの方はもろにシリコン潤滑系な感じですが、ギガドライは流動パラフィンの一種という感じ(いえ、確証はありません。そして何やら微妙な表現ですが)。

それから、ボトルには丈夫なフィルム状の「輪っか」が付いています。(画像矢印)

ギガドライ説明1

この「輪っか」にはピンオンリールやカールコードなどを接続してベストに装着できそうですが、まんまじゃダメです。この輪っかフィルムはこの状態だとセロテープでボトルに止まっているだけ。(間違ってまんま使って濡れるとテープが外れるでしょう)

正しくは、テープ留めのこれをはがし、キャップを外して大きな輪をボトルの首に入れて以下の画像の通りに。

ただし、後述するコーティングパッドに本品を染み込ませて使う場合、このボトルをわざわざ現場に持ち出す必要はない模様。

ギガドライ説明2

なお、特筆すべきことにギガドライは環境に無害とのこと。自然を愛する釣り人としてはありがたい設計です。

ギガドライの使い方

コーティングパッドを使う

オススメは同じくKEYSTさんから出ている「コーティングパッド」を使うことでしょう。

ギガドライをパッド面に染み込ませておき、必要に応じてフライの部分付けやラインに塗布します。

これ、同じようなパッド系商品がいくつか出ていますが、ことギガドライに使う場合にはこの商品が良さげ。

と言うのは、他の商品の設計では本体部分が「革」でできている物が多く、パッド面は普通にフェルトですよね。これだとギガドライが革の方にまで浸透してしまい、その分は「ムダ」なのではと。

ところがこちらの「コーティングパッド」はポリエチレンのような雰囲気。これだとギガドライが持ち手本体側にムダに染み込みません。(一見はちゃちっぽくも見えますが、目的としては正しい素材の選択と言えそう)

それにパッド部分はギガドライにちょうど良い感じの気泡であり、フェルトよりも多くの浸潤容量を稼げそうに思われます。

これひとつあれば、フライそのもののドレッシングとライン系浮力メンテナンスの両方に使えるのは合理的です。

コーティングパッド1

コーティングパッドには取り付け金具としていわゆる「カニカン」というワンタッチ留め金付き。ピンオンリールなどにそのまま装着できます。

コーティングパッドの持ち方

なお、コーティングパッドは現場に着くまで、染み込んでいるギガドライが他へ付着するのを防ぐ目的でジップロック付きのポリ袋などに入れておくのも方法。上の画像では、ポリ袋の底部に穴を開け、そこに取り付け金具部を出して全部を取り出すことなく現場ですぐに使える状態に工夫してみました。

ギガドライのハケ&指塗り

ちなみに、コーティングパッドを使う以外に、ハケで指先に適量を取り、シリコン系フロータントのように必要部分に擦り込むこともできます。(現場使用でハケ使用はボトルの開け閉めでちょっと手間ではありますが)

またはハケで適量をフライに部分づけしてから指で擦り込むこともできます。この場合、着けすぎないようにハケをボトルの縁でよくしごいて適量にするのがヒケツ。

どんな塗り方にせよ、フライフックの「沈むべき部分」には着けないように注意です。めちゃくちゃ浮きますから、フックのラウンド部分にギガドライを付着させるとパラシュートなど横倒しになりやすいです。

ギガドライのCDCへの使用は

ギガドライは粘度(粘着な感じ)が高く、CDCに使うとフリューが固まってしょぼんとなりそうに思えましたが、実際にはそうはなりません。これ不思議なほど。

もちろんハケの先でどっぷり着けてはダメですが、着けすぎたと思ったら余分をティッシュやドライパットのような物で吸い取ればすぐに元に戻せます。

また、ドライシェクやドライシェイクスプレー(TIEMCO)をCDCに使ったあと、水気を取るためにティッシュなどで強く押し付けると、粘着成分でどうしてもCDCのフリューが固まる傾向にありますが、このギガドライはそれが起こりません。これは一押ししたいところです。

なお、他の方の記事として、ギガドライは粘度が高くCDCには使えないというものが確かにあります。私の検証としては適量を使うことでCDCにも十分使いやすいと思えます。

ギガドライ vs ドライシェイク

さてさて、ここでもう超定番品と言えるフロータントのドライシェク(TIEMCO)とギガドライ、浮力とその耐久性の勝負。

実釣テストまでに自宅洗面に水を貯めて実験。

#14パラシュートを使い、水に無理やり沈めてジャブジャブ激しく洗ってみたり、ティペットを持って水面に叩きつけたりの実験です。

浮力テストのフライ

ギガドライのテスト

その結果、ギガドライとドライシェイクは浮き方、耐久性としてどうやらほぼ互角。

それから今回の実験で気づいたことに、ドライシェイクは使いたてのときは例の白い粉がフライにに多量につきますが、見た目にそれがすべてなくなって以降も浮力が維持されていること。(ドライシェイク、侮れない)

さて、今までの定番フロータントとギガドライが浮力と耐久性について互角とすれば、改めてギガドライを使うこともなしか、と思われるかもしれませんが、アドバンテージは別に・・・

だってギガドライはフライそのもの以外にティペット、リーダー、ラインのフロータント(ドレッシング)としてまんま使えるのです。

これからフライフィッシングを始めるために道具を揃えようと思われる方は、ギガドライとそのコーティングパッドがあれば、ライン用のフロータントを別に用意する必要はありません。合理的です。

販売元のKEYSTさんからの情報

ギガドライを1本消費するのに約2年以上 長持ちします。(年間で約30日程度釣行の場合)
コーティングパッドギガドライをタップリ染み込ませれば、揮発しないので4回〜5回の釣行でも長持ちするのでギガドライの携帯は不要です。

ギガドライ 価格 税込1,404円
コーティングパッド 価格 税込1,080円

このセットでフライからラインまでフロータントの処理はOK。他に買う必要はありません。マニアの方はもちろん、他のフロータントも用途別にどうぞと・・・

 

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ティペットソーターのレヴュー(river peak)

JUGEMテーマ:フライフィッシング

river peak のにしきたトレーディングさんの新製品。

今回はフライフィッシング用にかなりな小物。ですがあるようでなかった便利グッズ。

「ティペットソーター」です。

 

これだけ見るとなんだかわかりにくいですが・・・

ティペットソーター

こんな感じでして・・・これを・・・

ティペットソーター

こうすると意味がお分かりかと。

スプールに取り付ければティペットの取り出しが楽になる。ティペットがスプールからバラけずに始末が良い。

とは言ってもフライ用のティペットのスプールは大概なんらかの糸のバラけ留めがついているのが普通。

それでもとにかく、何らかのスプールにある糸のバラけ留めになると同時に、適度なテンションを伴って糸の取り出しがそのまま行えるというもの。

ただし、の製品のライン取り出し口になる「パイプ」の直径は6mmほど。よってスプールの溝も6mm以上は欲しいところ。

さもないと、以下の通りの状況になり、糸留めにはなってもスムースな取り出しは不能です。

ティペットソーター

ちなみに、このスプールは「FUJINO」だったと思う。

しかし、とにかくゴム輪にパイプがついているわけだから様々な応用はできる。

例えば、ラインを巻いたままのリール。ラインやティペットの先端をこのティペットソーターで確保しておくと何かと楽。

リールとティペットソーター

こうしておくことでうっかりな巻き込みを防ぎます。ティペットを巻き込んだあと、取り出し方を間違うとハーフヒッチに結べてしまったような状況になりますから・・・

ティペットを便利に取り出すグッズあれこれ

ところで、現場ではティペットをどうやって持つのか、少し深掘りしてみよう。

SIMMSのベストには左右の胸ポケットにティペット専用と思しき物入れあり。

 

SIMMSのティペット用ポケット

ここにティペットのスプールを入れ・・・

チャックは引き下ろし式なので少し隙間を開けた最終端からティペットの先端を出しておく。

SIMMSのティペット用ポケット

ティペットの取り出しが必要になったら出してある先端をつまんでスーッと引き出すだけ。

このポケットは左右にあるので、これらだけで2種類のティペットを簡単に取り出せる状態でスタンバイさせておくことができる。

これ、SIMMSの究極的アイディアと思われます。ティペットを引っ張り出してカットする以外のアクションは全く不要。

他、一般的にはいくつかのスプールのセンター穴に紐や棒を通してまとめておくという方式。

そして最終兵器としては以下のC&Fのティペットティスペンサーだろう。

C&Fティペットディスペンサー

これはティペットが売られているときのスプールから巻き替える必要はあるが、これ一個で最高6種類のティペットをストックできる。本体上部にカッターがあるのでティペットを取り出してまんますぐカット。

私の場合、ティペットの多くは100m売りのルアー用ラインを使っており、これらを小出しにしてこのディスペンサーに移して使っている。

だだね、この製品はええ値段してますぜ。

さて、今回の記事は river peak のティペットソーターから派生したティペットその他の話題。このティペットソーターは4つ入りで税込411円。ちょっとしたアイディア商品でティペットのラバけ留め以外でも色々と使えそうに思えます。

リーズナブルな価格設定ですので、他の商品と合わせてご注文されてはいかがでしょうか?

 

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フライフィッシング最近の話題

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本家サイトの方の新しい更新履歴の紹介。

天川(奈良県吉野郡天川村)-2018年4月18日

増水の天川

朝になって止んだ雨だが、天川大増水。立てるポイントを探すだけで体力消耗のフライフィッシング。

川連ロッドその1

川連ロッド

川連ロッドその2

イベントで渋谷さん作成の川連ロッドの試投をする。前から気になっていたフライロッドである。ロングリーダー&ティペットの釣りを考えたこのバンブーロッドはどんなだったか?と言う記事。

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フライフィッシャーによるフライフィッシャーの為のワークショップ Vol.1

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Meetup Fly Fishing Fans OSAKA

 

フライフィッシャーによるフライフィッシャーの為のワークショップ Vol.1

(2018年3月4日)

「あなたのタックルバランスを見直してみませんか?」

会場で数々のタックルの試投ができ、自分のものと比べることができました。

 

関西では珍しい集まりでしょう。とりいそぎ、撮った画像のアップのみ。

主催者、出展者のみなさま。大変ありがとうございました。

 

非常に楽しい時間を過ごすことができました。

 

FlyFishing-funs-osaka

現場、大阪市水道記念館

 

Shimomura Rod Works

Shimomura Rod Works さん

 

森章彦(伝兵衛)

森章彦(伝兵衛)さん

 

ヤノシルクライン

Yano Silk Line さん

 

アルケミータックル

アルケミータックル さん

 

タイヤー市川氏

タイヤー:市村 準司 さん

 

タイヤー白木氏

タイヤー:白木 敬久 さん

 

川連ロッド

お目当の川連ロッド。

 

出展者様一覧
◼フライタイヤー
市村 準司
https://www.facebook.com/junji.ichimura.3
池田 辰吉
https://www.facebook.com/profile.php?id=100006684939421
白木 敬久
https://www.facebook.com/shiraki.takahisa
◼キャスティングスクール
CI Kansaiフライキャスティングスクール
http://d.hatena.ne.jp/cikansai/
◼フィッシングガイド
松井伸吾トラウトフィッシングガイド
https://www.facebook.com/nzflyshingo.kk
*朱鞠内湖 (幌加内町観光協会)
http://www.shumarinai.jp/
◼フライ小物関連
森章彦(伝兵衛)
https://www.facebook.com/seiyoukebari
http://seiyoukeba.exblog.jp/
◼カーボンロッド
フライフィッシングショップ ドラグフリー
http://www.dragfree.jp/
◼グラスロッド
アルケミータックル
http://alchemytackleflyrod.blogspot.jp/
Shimomura Rod Works
http://shimomura-rod.com/
*EpicEpic Fast Glass -C&F DESIGN
https://www.facebook.com/candf.design/
◼バンブーロッド、フライリール
Retro Rod&Reel
https://www.facebook.com/profile.php?id=100005600446705
Kwan Lee
https://www.kwanleebamboo.com/
BumRod
https://www.facebook.com/trout.bum.kansai
原田竹竿
http://haradatakezao.jp/
*コバリール
http://www.kobasfactory.jp
◼フライライン
ONE EYED Flyfish
https://www.facebook.com/oneeyedflyfish/
Yano Silk Line
http://yanosilkline.jp/
◼ランディングネット
*シマネッツ
https://shimanets.exblog.jp/
■書籍
FlyFisher つり人社
https://tsuribito.co.jp/magazines/flyfisher/

 

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多機能フォーセップのレビュー(river Peak)

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フォーセップはフライフィッシングにほとんど欠かせず、必ず持っていたいアイテムのひとつ。

多機能フォーセップ全体

一般的なフォーセップの役割として・・・

1)飲まれたフックを外す
2)ガンダマをつぶす

の二点があります。特に1)の飲まれたフックを外すのは、たとえバーブレスフックであっても飲まれてしまえばフォーセップなしにはどうしようもないこともあり。そして今回紹介のフォーセップは上記二点以外に多機能。

ガンダマをつぶすフォーセップ

まず上の画像、いわゆるガンダマ(かみつぶし重り)です。沈めるフライにもっとウエイトを足したいときにはティペット部にこのウエイトを装着。管釣りや流れのある場所でウエイトをコントロールしたいときに。フォーセップで挟んで装着します。

次に、この新商品のフォーセップの特徴でもあるニードル部の用途として、普通にはフックのアイの目詰まりを取ることはもちろん、つぶしたガンダマを開くのにも使えます。下の画像の通り、これがあるフォーセップは他にないかもです。

ガンダマを開くフォーセップ

また、フックのバーブをつぶしてフックのバーブレス化をすることにも使えます。(管釣りのレギュレーションでバーブレスフックの使用が必要なことあり)

さて、今回紹介する多機能なフォーセップは単に物を挟むにとどまらず、シザースとして使えるように工夫されています。

フォーセップ・シザース部

シザースに関しては画像の通りに細かい「ギザギザ」があり、切りたい物を滑らないように捕まえることができます。

フライフィッシングにおいてはリーダー&ラインの接続においてラインのチップ部を少し切り落としたいとき、太いリーダーのバット部を切断したいときには重宝するでしょう。また7X〜といったような細いティペットすらも滑ることなくすんなりとカットすることができます。

他、後端部分についているマイナスドライバー部はここぞというときに何なりと使えることになるでしょう。何かのキャップが開かないとか、リールのパーツが緩んだとか、そういったときにこのフォーセップが手元にあると便利でしょう。

以上の通り、このフォーセップは多機能にできています。フライフィッシングをする人は必ず一本は持っていたいアイテムです。

また、シザースなどの用途からフライフィッシング以外でも便利に使えそうに思えます。

なかなかイカしたデザイン。良い仕上がりをしています。

このフォーセップの全長サイズは5.5インチ(約14cm)。小渓流では多少オーバースペックかも知れませんが、北海道、管釣りなどの大型魚を扱うにはちょうど良い大きさ。にしきたトレーディングさんから販売中です。にしきたトレーディングさんの販売ページより詳しい情報を見てください。

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久々のフライフィッシング天川管理釣り場2017年10月3日

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シーズンオフになってから即、管理釣り場。なにせ今年はオンシーズンに釣りに出られず。

 

天川のニジマス

 

天川管理釣り場とベスト

 

詳しい釣行記はこちら>天川管理釣り場2017年10月3日

 

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ランディングネット用レザーバンドのレビュー(river Peak)

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ランディングネット用レザーバンド」。すでに渓流域でフライフィッシングをされている方にとっては「ああ、あれね」という商品ですね。すでにお使いの方も多いでしょう。

しかしこれから川でのフライフィッシングなど、釣り入門する方にとっては「だから何これ?」という品物かもです。以下に説明しましょう。

そしてこのバンドについてほとんど必須と言えるグネットリリーサーのことも。


ネット用レザーバンド
▲二色を撮影していますが、実際の商品では4色から選択できます。

ネット用レザーバンド2
▲裏返したらこんな 全体にしっかりした作りをしており、水につけても伸びない皮

レザーバンドをネットに装着
▲実際にネットに装着したらこれ 使用するネットの枠の太さに注意
(フレーム幅20mmで厚さ8mm程度までの渓流用や本流用のネットに適合)

この皮ベルト1080円(税込)です。これ、ちょっとお高いように思えるかもしれませんが、耐久力やデザインを考えての作りとしてこうなります。

↓商品販売ページへのリンクです。

river peak(リバーピーク) ランディングネット用 レザーバンド リリーサーバンド ネットホルダー レギュラーサイズ【ゆうパケットOK】

ちなみに・・・

ベルクロのベルト
▲これは以前から使っていたマグネット式リリーサーに伴うベルクロ式のベルト。こちらは合理的かもしれませんが、ベルクロのベルトは使ってしばらくしてちぎれてしまい、平たい「ヒモ」を使って自作で治したものですよ。見た目にもオシャレじゃないです。


ベストとネットの全景

さて、レザーバンドをつけたネットをマグネット式リリーサーを使ってベストの背中に吊るすという段取り。(実際のところ、マグネット式リリーサーはほぼ必須アイテムでしょう)

ネットは磁石でくっついて吊るされており、必要なときに簡単に外せ、元に戻すのもワンタッチというわけです。

画像の赤矢印で示しているのはカールコードのストラップ。魚を取り込んで撮影したりリリースした後、ホッとしたところでネットがプカプカ流されているということのないように。ことによっては興奮冷めやらぬ場面ですから、ネットプカプカがないとは言えませんよ。マジ。

ちなみに、このネットはriver peakさんの ハンドメイドランディングネットS 天然木 クレモナ糸ネット

ところでこのカールコードは私の場合は確か百均で見つけたような気がします。

カールコード
▲カードコードのベストへの装着はワンタッチクリップ(これも百均にあったかな)のような物を介して。ベストの裾にD環があればそこを応用可能。

ただし、この位置だと山岳渓流などで「ヤブこき」が必要だと邪魔になる可能性もあり、木の枝に引っ掛けても気づかないこと多々あり。


かールコードをD環につける

そこで、長さ的に多少の不利があったとしてもコードの先端はベストの背中にあるD環部にリリーサー本体と同じ場所につけるのが吉。(上の画像のごとく)

何せフライフィッシングというのは使うアイテムが多い釣りですなあ。(まあネットに関してはルアーの釣りでも川なら同じですけど)

カラビナの使用

なお、にしきたさんのマグネットリリーサーに付属している「カラビナ」(上画像の矢印)は使用/非使用どちらもOKでしょう。全長が長すぎると思えばカラビナなしでスプリットリングでベストのD環に直結しましょう。

ネットを外すときのコツ

さて、魚がかかってランディング体勢に入ったら、おもむろにネットを背中から外します。

このとき、ネットの柄を持って「スパッ!」と真下に引き下げます。決して「ちゅうちょ」しないこと。「スパッ!」とやります。

「ぐぅ〜ん」とゆっくり引いてはなかなか外れませんよ。

これがマグネットリリーサーを使っているとき、特に磁力がそこそこ強い場合のコツです。

なお、この記事で紹介したマグネットリリーサーは磁力の強度調整ができます。詳しい使い方はこちらの記事で読めます。→マグネットリリーサーのレビュー

ちなみに、一般渓流域で使うようなネット(大きくて内径〜40cm程度)なら、マグネットの磁力は最弱でOKと思われます。

他のマグネットリリーサーとしては吊り下げ強度2kg、70cmのゴムストラップ付きのものもあり。ただし、2kgの強度は小さいネットにはちょっと強すぎかも。2Lのペットボトルが吊り下げられる強度ですからね。
 

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ティペットリングのレビュー(river Peak)

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フライフィッシングをされる皆さんは「ティペットリング」という小物をご存知でしょうか。見た目にはただ小さな「輪」です。

これ、私の場合たまたま海外サイトの紹介で見たことはありました。今回は「ああ、なるほど」という便利グッズの紹介となります。

ティペット リング Tippet Ring 2mm 10個セット ティペット交換時のお助けツール【ゆうパケットOK】 05P03Dec16

ティペットリング+ボールペン

上画像のごとく、かなり小さなリングで直径2mm程度の物。用途としてはこれを介してリーダーとティペットの接続をするもの。あまりに小さいのでスナップスイベルに通した状態で販売されています。

 

■ティペットリングの機能

さて、このティペットリングの役割なのですが、ティペットの交換時にリーダー側を触ることなくティペット側のみを接続しなおせばOKという物。

釣りをしていてフライ交換するたび、ティペットはどんどん短くなりますよね。ですので何回かのフライ交換でティペット自体を新しくする必要に迫られます。

このとき、ティペットとリーダーとの結び目から切断すると、リーダーの方も結び代が必要になってティペット交換のたびにリーダーも短くなってきますよね。

そこで、ティペットとリーダーの接続にこの「ティペットリング」を入れることで、てリーダー側を「触らず」ティペットだけを交換できることになります。これでリーダー側の長さは一定不変です。

もちろん、ティペットはフライを変えるたびに短くなるだけでなく、ティペットそのもののトラブルもありますし、トラブルがなくても長く使っているときの疲労を考えて交換することもあります。

このように、ティペットリングを使うことはティペット交換においてリーダー側の消耗を防ぐ意味でかなり合理的と思われます。

またこのリングは十分に小さく材料それ自体は一般的なフックの軸より細いです。よってドライフライを使う場合のティペット&リーダーの浮きに影響を与えることはほぼ考えられません。いつも使うフロータントをティペット&リーダーに塗る作業の延長のことで浮力的には問題ありません。

 

ティペットリングとフック

参考画像:フック MARUTO  #14との比較 径はフックのアイより大きいが、細い線材だ。

 

■ティペットリング・実際の使い方秘訣

何せ小さなリングなので画像のごとくスナップ・スイベルに通した状態で保たれています。

そしてティペットリングにリーダー&ティペットを結ぶとき、最初にスナップ部分から一個を取り出してはなりません。小さすぎてハンドリング不能ですよ。

ティペットリング全体像

そこでまずはスナップ部分から取り出せる最初の1個のリングに対し、スナップにつけたまま、先にティペットかリーダー(またはその両方)を結びます。上画像のごとくですね。

こうすることで無理なく結びのハンドリングできます。

なお、リングへの結びは好みの方法で良いと思いますが、個人的にはユニノットでしょうか。(ユニノットは平均的に結束強度にばらつきが少ないと思えます)

さてこのティペットリング、ちょっとしたアイディア商品ですね。使うかどうかは好みの部分があるとは思いますが、試してみても良さげです。

ティペットリング、税込441円です。

これはラインなどと抱き合わせで注文してみても良い商品ではないでしょうか。

なお、にしきたさんのサイトにある商品画像ではリングをホールドするクリップ部の形状が異なります。私の手元の商品では紹介画像の通りスナップスイベルです。

お求めは以下のリンクからどうぞ。

ティペット リング Tippet Ring 2mm 10個セット ティペット交換時のお助けツール【ゆうパケットOK】 05P03Dec16

 

■ティペットリングを使うとき念頭に置きたいこと

以上の通り、ティペットリングの使用は「リーダーの先端消費」に対して合理的な解決策ではあります。

ただし、かなりストイックに「ノットとその強度維持」を考えた場合には「どうだろう」と留意することもあり。

それは、リングvsリーダー側の結びをずっとそのまま使い続けることにより「結びの鮮度」が落ちることです。(すなわち結びの強度が落ちる)

一方、リングを使わない場合にはティペット交換のたびに結びがまったく新しくなります。

これは特に、春先にミッジを多用するような釣りで6Xより細いリーダーに7〜9Xといった細いティペットを使う釣りで気になる部分。

このような繊細なリグで大型魚が出たり、連続的に何本か魚が出た後は結びを確認し、結びの鮮度を戻すためにティペットそのものを交換することをします。そうでなくとも5Xクラスのリーダー&ティペットでも大型魚が出たり、取り込みでてこずったときなどは結びを気にしておいた方が得策。

ですからティペットリングを使うとき、リーダー側の結びはある程度の意図を持ってときに結びなおすのが正解かもしれません。(それでもリングを使わないよりリーダーの先端消費は減るでしょう)

なお、リーダーとして4X以上といった太いリグならよほどの大型魚でも出ない限りはそんなに気にすることもないとは思えます。まあ、こればかりは各自の考えになりますね。

 

■参考動画

別なブランド(Anglers image)で同じ商品が出ています。使い方の紹介動画を参考として貼っておきます。(英語)

 

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