フライフィッシング備忘録

時々シングル・アンダーハンドキャスティング探検隊 Flyfishing Notebook
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クリッカー FL フライリールのレビュー

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クリッカー FL フライリール シルバー

(上画像はにしきたトレーディングさんからお借りしました)

前から気になっていたリールが手に入りました。現代的でなかなかカッコ良いと思います。

本家ページにはマシンカットの表記がありますが、実際には鍛造&切削といった造形。いずれにせよ実用上は問題にはならんでしょう。

端正にてシンプル。ライン容量 #2/3、#3/4、#5/6 のラインナップで渓流域シングルハンド用という大きさ。本体カラーは同じデザインでシルバーに青アクセント、ブラックに赤アクセントの物が選べます。

 

クリックリールダイヤル側


センターにある青いダイヤルはクリック強度調整で12段階のノッチ式。この強度調整は逆転側のみに働き、正転側は一定強度のクリック。これはなかなかよくできています。


クリックリールハンドル側


なお、スプールのハンドルと反対側にはウエイトバランサー付きで回転にブレなし。クラシックタイプのリールではこのバランサーがない物が多いのですが、これはあった方が確実に使い心地が良いです。特に巻き取る時よりもラインをギーっと出す時ですね。


ラインキャパ

(まともなスタジオで撮影していないのでカラーがまちまち、すみません)
上画像の物は#3/4で#3のDTライン80f(24.4m)をバッキングラインなしで巻いた状態。これがキャパとしての実感です。重さ96gはラージアーバーとしては十分に軽い方。8f前後のカーボンロッドには非常に良くバランスするでしょう。

それでは早速構造を見ていきます。

スプールのリリースは下画像中の赤矢印が示すレバーを矢印方向に押し、スプール本体を上に引くとすっこ抜けます。
スプールリリースレバー


クリックリールのスプールを外す


画像右のスプール側にあるギザギザが実質的にクリックを発生させます。(これはセージのクリックリールの構造に酷似)

さて、本体側に残ったセンターの青いキャップ。これはギザが入っていて回せそう。その通り、回りました。そしてそのキャップと取っ払うと以下の通り。


センターキャップを外す


これがどうやらクリック強度調整の心臓部への入り口。青いキャップを外すとさらに黒いプラスチック製のカバーが。


クリックパーツのカバー


これはグリスまみれなのでピンセットで「窓部」をつまんで外してみます。


クリックパーツ


おお、出てきましたね。クリックを作る「黒い爪」が露出しました。クリック強度調整つまみを回すと黄色矢印の方向に「黒い爪」がせり出したり引っ込んだりします。最もせり出した状態がクリック強度最強のセッティングとなるわけです。爪は二股に分かれており、長い方がスプールのキザギザに当たります。(もろセージのリールにあるやつです)

画像中、赤い矢印で示す「ニョッ」と曲がった片方の爪ですが、これが逆転時には相手にある細い方の曲がりを制限し、クリック強度を増す働きをしている様子。

さて、この画像をご覧になってピンとくる方もいらっしゃることでしょう。元のセッティングでは右手巻き用ですが、これを左手巻きに変えるには、そうです、この黒い爪を裏返してセットすればOK。あとは黒プラスチックのカバーと青キャップを戻して完了となります。


リールフットのオフセット


なお、このリールのフット部はセンター位置でなく少しオフセットされています。これは重量バランスのためですね。この位置にあると本体がロッドのリールシートの下に垂直に収まります。

さてさて、以上の通り構造解析を行いましたが、デザインとしても非常にモダンな雰囲気があります。私はこの手の物が基本的に好きでして、他にダニエルソンとかループのOPTIなどお気に入りではありますね。

しかしこのリールが一万円ちょっと!(送料無料)で買えてしまうのがミソ(サイズによって価格は多少異なります)。同じような構造、デザインでブランドがブランドなら3万円〜といった市場価格でしょう。

さてこのリールの大きく美しい画像とお求めは以下のリンクよりどうぞ。

クリッカー FL フライリール シルバー(#3/4)

 

他のサイズも販売ページに揃っていますので探してみてください。

 

origin.jpg

 

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ウッドフライケース新製品(river peak)

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各地で解禁の声が聞こえる今日この頃、フライフィッシングファンの皆様はどうお過ごしでしょうか。

さて、river peak リバーピーク(にしきたトレーディングさん)より新しいウッドフライケースが出ました。

river peak ロゴの焼印も入り、かなりかっこいいデザインになっています。今年の初釣りには新しいフライケースに秘蔵のフライを詰め込んで出かけましょう。

デザインと構造の工夫

ウッドフライボックスの外見

前回紹介したバンブーフライケースは竹という材料から和風ななごみ系でしたが、今回のウッドフライケースはモダンな家具調という感じ。決して銘木調ではないところと現代的なロゴマークとも相まって若者にも向く雰囲気でしょう。

外見上、指掛の凹みが二箇所。これは両手の親指をかけるのに都合よくできている。これがもし一箇所の凹みだと意外に扱いにくかったかも。

ウッドフライボックスの外見

ヒンジは一般的なもので120〜130度ほどの開度。バンブーフライケースの90度しか開かない状態よりも内部へのアクセスは良くなった。(とは言ってもバンブーの90度の開きがそんなに不便だったわけでもないとお思うが)

ウッドフライボックスの外見

ふたを閉じる仕組みは打ち込まれた磁石によるもの。ウッド系ケースでは典型的。

フライ収納の機能面はどうか

ウッドフライボックス深さ

スリットフォームからふたのフチまでの距離は7〜8mmといったところ(要するに実質深さである)。パラシュートであればギリギリ#12から程度から、#14以下がオススメだろう。あまり背が高いフライは無理。#12のエルクヘアカディスでは苦しいですね。

ま、これって「浅い」という人もいるだろうが「こんなものだ」とも十分言える。それなりに使うことも肝要。もちろん、ニンフなら問題にならず。

スリットサイズはベンチマークと言えるC&Fのマイクロスリットに酷似しており、スリット奥行きが少し大きいでしょうか。まあこれくらいの余裕があっても困らない。

スリットフォーム

左:C&Fのマイクロスリット 右:river peak ウッドフライケース

このスリットフォームのベース部分はその大きさがC&FのSサイズを一回り大きくした程度の感じ、といえば大きさ感がわかるでしょうか。ただし、さすがにウッドケースですから木材の厚みが必要な分としては外見上もう少し大きくはあります。実用的には重さ137gからしてちょうど手に馴染みやすいと言えるでしょう。この種のものは軽すぎても使いにくいのです。

フライボックス比較1

左:C&Fのミッジ用Sサイズボックス 右:river peak ウッドフライケース


フライボックス比較2

左:12.4cm x 9.4cm x 3.2cm C&FのSサイズ

右:13cm x 10cm x 3.3cm  このケース

さて、このウッドフライケースが税込 2,139 円(送料別)

これはウッド系としてかなりリーズナブル。銘木系を除いては、これは現時点でありそうでありません。商品の出来としても大変オススメです。

もっと大きな画像、詳しくはにしきたトレーディングさん river peak(リバーピーク)ウッド フライケース 木製フライボックス 天然木 ナチュラルカラー RP-FC100 でご確認ください。

 

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オールシーズンフライセットA・にしきたトレーディングさん

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■入門時におすすめ、完成フライの購入

フライセットAボックス

フライフィッシングをする人の多くは自身でフライを巻くことが多いと思います。

しかし、入門時点でフライタイイングの道具や素材をそろえるのはけっこう大変なことになります。それは金銭的なことだけでなく、とにかくアイテム数と技術としての情報量が半端ではないからです。

入門時点では釣りそのものの道具やキャスティングだけでもパンクしそうな状況で、その上にタイイングとなるとかなりハードルが高いでしょう。

そこで、おすすめするのはフライそのものに関しては完成品を購入するということ。これはかなり正しい選択だと思えます。

もちろん、フライフィッシングを指導してもらえる先生がいるなら実地に使うフライの幾つかを提供してもらえることもあるでしょう。

しかし先生や先輩がいれば良いのですが、完全独習でフライフィッシングを始めることもありえます。私自身がそうでした。(って、そもそもが一回こっきりのキャスティング講習会以外は独習)

そんな時には完成品フライを買うのがマジおすすめです。

■完全独習という環境もありうるが・・・

私の場合、タイイングに関しては通販サイトでマテリアルがごっそり入ったタイイングのセット物と、最も廉価なタイイングツールセットを購入してタイイングを始めました。もう入門時にしょっぱなからです。

今ならネット上にタイイングレクチャーの動画も多いですから、それでなんとかこなせる部分はあります。

しかしながら、フライタイイングは実地の作業で経験を積まないと、さすがにコツというか、ツボを押さえることが難しいと思えます。また、マテリアルの購入に際しても消費しやすい汎用品と特殊なものの分類もわからず、無駄な購入がありえます。

こうしたことからも、初めのうちには完成品フライを購入し、それでもちろん釣りを始められますし、そのフライを手本にして今度は自分でタイイングを始めるというのがスムースな入り方と思えます。

それに・・・入門してみたは良いけれど、実際にはそれを続けることができない、ということも考えられます。そうすると最初から無駄に道具やタイイングのためのマテリアルを揃えない方が合理的ですよ。この釣りが「面白い!」と感じるようになってから、道具やマテリアルを追加購入しても遅くはないのです。

完成品フライの購入は、入門時においては合理的な選択です。

■オールシーズンフライセットA

さて、にしきたトレーディングさんでは幾つかの完成品フライを扱っています。そして今回ご紹介するのは「オールシーズンフライセットA」になります。

オールシーズンフライセットA商品ページはこちら

フライセットA

▲商品では上の画像それぞれのフライが二個づつと、ケースのセット

このセットはちょっと面白い組み合わせになっており、ドライフライ2種類、ニンフ系2種類、そしてマドラー系2種類がひとつのケースにまとめられています。

中でも「おおっ」と思えるのが「ロイヤル・コーチマン」(画像手前右)そして「マドラー系」(画像奥の左右)が入っていること。この2種類のフライは、自分で巻いたとするとちょっと手間です。そこそこのテクも必要。必要なマテリアルの種類も多いです。

この2種類のフライ、どちらも実用性ありますが、2個のうちの一個は「見本」として使わずに持っていても良い感じ。これはある意味で後学のために持つべしかも。

他、エルクヘア・カディスと2種類のニンフはもろに必須のフライと言っても良いでしょう。渓流でも管釣りでも使用頻度が高いフライです。

それから、付いて来るケースですが、フラフィッシングにおいてこの種のケースは現場でも自宅でも何個あっても役立ちますよ。

他、にしきたトレーディングさんでは何種類かのセットを販売しております。ぜひ販売ページに訪れてみてください。

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フライラインDT#2F(にしきたトレーディング)レビュー

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にしきたトレーディングさんのDT#2Fラインのレビューです。

今回は商品レビューにあたり、フライラインのテーパーについて私自身が深く考えさせられることになりました。

私の場合、ホームリバーではラインとして#3、ニジマス用に沈める釣りを考えるときは#4のラインを使うのが通常の釣り。

今回は#2という初めての軽いラインのレビューとなります。

OIKAWAロッド1

新パッケージ

にしきたトレーディングさんのラインは今まで「箱なし」で合理的にリーズナブルという路線でしたが、今回のDT#2Fは箱付き(ボビンなし)という状態。

DT2Fラインパッケージ1

パッケージデザインはなかなか好感が持てる雰囲気となっております。裏側にはテーパーデザインなどのスペック、素材の解説などがあり、明らかに商品価値が上がっています。これは安さを売りにするより、実際に商品を手に取ったときに感じる「信ぴょう性」のようなことが格段にアップしているように感じます。

DT2Fラインパッケージ2

テスト条件

ライン:DT#2F(にしきたトレーディング)
ロッド:OIKAWA 6f #1(にしきたトレーディング)
リーダー:フィネッセ5X 8f (TIEMCO)
ティペット:6X 3f
フライ:CDCカディス#14

リールとライン

▲Capsのリール、テリア#3に巻いてこんな感じ。これはグラスグリーンというシックなカラー。古い人ならご存知!「エアセル」と似た雰囲気です。

キャスト感覚とテーパーについて

投げる感じは軽いです。にしきたトレーディングさんのDTラインで#1〜#4に関してはテーパー部が4mあり、これはかなり穏やかです。ですので、少なくともテーパー部のすべて4mをロッドから引き出してキャストしてもスペック上の重さを感じにくくあります。

ですので小渓流での近距離キャストを多用するときには、テーパー部の先の方だけを使うことになり、そのことを念頭に置いてライン(のウエイト)をセレクトすべきでしょう。普通に言えばにしきたトレーディングさんのDTのラインナップ(#1〜#4)では思っているより1段階重いラインを選ばれた方が実使用においては間違いがありません。

ただし、特別に緩めのテーパーのラインを廉価で欲しい、という方にはそのままの番手でウエイトを選ぶこともありでしょう。ちなみに、他に長めのフロントテーパーを持ったラインとしてはサイエンティフィックアングラーズの「スープラフィネス」が挙げられます。こちらのテーパー部は約4.6mとなります。(ただしこれを快適に使うにはロッドから選び直すことが必要かもです)

ウエイトフォワードという選択肢

にしきたトレーディングさんのラインナップとして「ウエイトフォワード」の方では#2〜#4でフロントテーパーが2mとまずまず一般的(ちょい長め)。ですので普通な投げ心地を望まれる場合にはウエイトフォワードの方を選ばれることもありでしょう。

ラインのウエイトを実測してみると

今までににしきたトレーディングさんのラインを合計4種類レビューしてきましたが、中でも今回のDT#2FとDT#3Fは特に軽く感じたため、それがどうしてなのか深く考えることになりました。そこで、もしやと思い簡易な方法ではありますが「ラインの重さを実測する」ということを試みました。

その結果、番手表示はどのラインも規格を完全にクリアです。となると、ラインの「軽さ感」はテーパーデザインによることではないかと結論付けられます。そして、にしきたトレーディングさんの長いテーパー部(すなわち軽い)は、ライン重量規格として「先端30フィートの重さ」に丸め込まれたというところ。それでも言えばまあ、テーパーが他の一般的なラインよりも長くゆるいということは、そこだけ見ても単純にラインの先端部からかなりの長さは「物理的に軽い」とは判断できます。

DT#2Fの使用感(ウエイト感以外で)

これはかなり「しなやか系」のライン。感触としては表面の手触りも含め、3M(サイエンティフィック・アングラーズ)に酷似しているが、今回の商品は#2という細さも手伝ってか3Mよりしなやかかもしれない。

リーダーとの相性

何せ、細くしなやかなラインなので、レギュラーなリーダーだとそれは太く固すぎるのではないかと。はっきり言って普通のリーダーのバットよりもライン先端の方がよほど柔らかいという感じ。普通のリーダーだと、これって何らかのアンバランス感覚あり。とてもではないですがTIEMCOのスタンダードなどはおすすめする気になれません。

そこで考えたのがリーダーにはTIEMCOの「FINESSE」を使うこと。このリーダーはとりあえず細い。このラインにぴったりくるのは私個人の持ち物としては今のところこのリーダーが最善ではなかろうかと。TIEMCOとしては3Mのフィネスラインにはこのリーダーがお勧めな感じで、にしきたさんのこのラインでも同じようなことが言えそう。

aklon_finesse1.jpg

浮きと水離れ

このラインは浮きはかなりよし。それに水離れもよし。これは以前レビューしたにしきたさんのWF6Fよりも良い。何がどう異なってそうなるのかわからないけれど、このラインの方がよほど良し。

さてさて、とりあえずこのラインが税込 1,880 円(送料別)。ウエイトの選択に少しばかり気を使うかもしれませんが、特に長めのテーパー(4m)を低番手で欲しい方にはお試しとしてもおすすめです。サイエンティフィックアングラーズのフィネスライン(テーパー長約4.6m)が気になる方は、まず最初ににしきたトレーディングさんのラインを使って見るべし。

お求めはこちらフライライン [DT-2F] フローティング ダブルテーパー

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フライロッド #1 OIKAWA 6レビュー

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にしきたトレーディングさんの商品レビュー。

今回は6フィートの#1という軽いショートロッドです。今回はとりあえず試投編を。実釣はまたの機会に。

OIKAWAロッド2

▲立派なロッドケース付き 何でこの価格が可能かと思えるほど。

フライロッド #1 OIKAWA 6' 全体の雰囲気

このロッドは名前として「OIKAWA」とありますが、なんのなんの、普通にアマゴ、イワナに使える。むしろオイカワのようなサイズの魚ではまだオーバースペックかも。

OIKAWAロッド3

まずは大変仕上がりの良いロッドです。特にグリップは今時の廉価なロッドには珍しいほどにそこそこグレードが高いコルクが使用されています。

river peak のロゴマークなど現代的な雰囲気があります。

ロッドの継ぎ目ドット

▲ジョイント部のドットマークを合わせて継ぐ。ロッドのスペックが記入されているから他のロッドと混ざらない。

3ピースの接続はスリップオーバー。ドットの目印付きでガイドの位置合わせも簡単。これは通常、一部の中級クラス以上のロッドにしかありません。

OIKAWAロッドのガイド

▲この価格ではもしかするとありえないSICと思しきガイドリング

ストリッピングガイドのリングはスペックに記述はないもののSiC(シリコンカーバイト)ではないかと思われます。これも1万円を切る廉価なロッドでは珍しいものでしょう。

リールシートはグリップ部のコルク一体型で一般的なダウンロック。#3以下のラインを乗せる軽量なロッドでは一般的なもの。

素振り感としてはフライロッド一般として最もありげという感触。素直でクセがなく、そこそこに胴も曲がる(フライロッドらしい)レギュラーテーパーという感じ。過去にレビューした7'6"#3よりも「普通感」が強いです。ひと口に言えば「ああ、これは扱いやすいアクションだ」。

フライロッド #1 OIKAWA 6' 実投編

例のごとく大阪淀川河川敷でテスト。本日は少しばかり風が強く、むしろ風に対するテストに良い日かも。

淀川のテスト現場

このロッドに対してレビュー用に届けられたラインはDT#2F。ロッドのスペックとしては#1ですが、ロッドの素振り感としては確かに#2以上な感じ。この辺り、にしきたトレーディングさんの判断が働いていると思われます。(ラインのレビューは次回に)

さて、この軽い#2ラインは私自身として生涯初めてとなります。

OIKAWAロッド1

▲ロッド実投テスト用キットを用意している。(フェルールワックス、フロータントなど)

ライン:DT#2F(にしきたトレーディング)
リーダー:FINESSE 8f 5X (TIEMCO )
ティペット:6X 3f
フライ:#14 CDC カディス

今回は擬似フライに「ヤーン」を使用せず、より実釣に近づけるためにCDCカディス(フックのベンド部以降をカットしてトラブル対策)を結ぶ。(CDCを使ったフライはキャスト中に意外に空気抵抗が少ない)

CDCカディス

▲テスト用フライに#14のCDCカディス。リールはCapsのテリア。これはフルーガーをもっと簡単にしたようなリール。

まずはフォルスキャスト。いやー軽くて軽くて最初は自分が何をしているのかわからないほど。風も強めなことと相まって正直言って「ラインの乗り」がわからない。

「これはかなり繊細に感覚を研ぎ澄まさないといけないなあ」そう言う思いが頭をよぎる。

ただしこれに関してはラインのテーパーなども関係すること。まずはキャスティングそのものに話を絞ろう。

さて、少しフォルスキャストをしながらロッド長の2倍程度のラインを出したあたりからなんとなく投げている感触がわかるようになる。あ、むしろ長めにラインを出しておいた方が「乗り」が分かりやすいのだろう。(これはまさしくラインのテーパーとの相性と思われる)

さてこれでロッド長6フィート、出しているライン12フィート、リーダー8フィートで合計26フィート向こうにはフライを届けられることになる。もう実釣の実用距離は十分にカバーしているわけだ。

ロッドの用途としては、オイカワというよりも源流部のような小さな流れでほとんどピンスポットにフライを置くような釣りに向いているだろうか。ただし、使用ラインの軽さから沈める釣りに使うにはちょっと勇気が必要そう。(しかし実際のところ#3ラインでも使えると思う)

また、ラインと相まってか全体的にかなり繊細なことになる。それなりに距離も出るので開けたところでも使えるだろうが、風の影響を考えると、そこそこにはキャスティング能力が問われそうだ。

さて、このロッドの特徴として全体的に優等生的なレギュラーテーパーではあるが、ブランク中間あたりはラインを「押せる」強さが十分にある。これは細かいロールメンディングを入れるには必要な能力で、流れが強めなところで対岸にある「巻き」を釣るときなどは武器になると思う。

最後に、このロッドの少し特殊な軽く短いスペックから、使用はかなり限定が働くと思われます。仕舞い寸法で65cm程度と、源流部への釣行にも持っていけないサイズでなく、小さな川での応用は効くでしょう。

こんな軽い竿があってもいいな、あの狭い川でなんとか使えるロッドはないかとお考えの方には価格もかなり手頃でまともな使用感の物としてお勧めです。

さてこのロッドが 税込 8,619 円 送料無料こんな価格で良いのだろうかと思うほどまともな商品。個人的には以前の7.6#3よりも好きかもしれません。お求めはフライロッド #1 6フィート カーボンロッドのページへ。

 

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フォームインジケーター&タングステンウエイトのレビュー

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にしきたトレーディングさんの商品、フォームインジケータータングステンウエイトのレビューになります。

フォームインジケーターとウエイト

テストタックルのデータ
■ロッド:8f #5
■ライン:DT#5
■リーダー:4X12f
■ティペット:5X 3f

インジケーターテストの現場

▲テスト現場はいつものココ。大阪淀川。

フォームインジケーターのレビュー

高浮力で高く浮き視認性が良い、そしてティペットへの付け外しや位置の変更ができるのが特徴。

4個入り443円(税込み)

フォームインジケーター集合画像

4色から1色を選択、または4色セットの物がある。ゴムリング部を含め縦寸法3cmほど。

ティペットへの取り付け方

下にバッキングラインをティペットに見立てて説明。

フォームインジケーター2

上図のようにループにしたティペットをゴムリングに通す。通したループを後ろに回して引っ張ると下図の通りになる。

フォームインジケーター1

▲これはループを裏に回して全体をひっくり返した画像

フォームインジケーター3

上図のように引き締めることもできるが、下図のような通し方でティペットを引っ張り、ゴムに食い込ませてもそこそこに固定される。上図の引き締め方法でティペットにクセがつくことを嫌う場合には、この方法がおすすめ。

フォームインジケーター4

このインジケーターは見た目通り、さすがに空気抵抗が大きいです。これはよく浮く構造のインジケーターとしては宿命であり、浮き性能とはトレードオフの関係として致し方ありません。また、装着方法からしてティペットの絡みトラブルも起こる時には起こる。これも付け外し可能といったこととのトレードオフ。

さて、そこでトラブルレスな投げ方としていくつかコツを。とりあえず前提としてはラインウエイトはあった方が楽。#3よりも#5の方が当然楽なキャストになる。

キャスティングのコツ

1)大きめなアークのキャストを心がける。

いわゆるワイドループになるように。

2)できればベルジャンキャスト

ベルジャンキャストはバックキャストとフォワードキャストでラインの軌道が全く異なるため、ティペットやリーダーのトラブルが起こりにくいのです。

3)できる限り無用なフォルスキャストはしない

もっとも理想的にはピッックアップからそのままバックキャスト、そのままフォワードキャスト一回で終わり。(要するにフォルスキャストなし)

4)力まかせのキャストをしない

インジケーターに空気抵抗があり「飛ばない」という感覚からりきんだキャストになりやすいです。こうなりますとテーリングの原因にもなり、ますますトラブルが起きやすいです。そこで、むしろゆったりと加速時間の長いキャストを心がけることが吉。この意味ではグラスロッドの方が楽。

なお、解禁時の渓流ではインジケーターを使った釣りをすることはほとんどない、という人も多いでしょう。しかしながら、沈めないと魚が出ない、ということも現実にあり。かの、ロングリーダーによるドライフライの達人である渋谷直人氏に至っても、ちゃんとインジケーターを持ち歩いております。

タングステンウエイト

練り状のウエイト。ガムにタングステンの粉を混ぜて練った感じである。ガムの粘着性によってティペットに(半)固定するという品物。

タングステンシンカー

▲直径で100円玉程度 15g プラケース入りで現場にそのまま持って行ける。

鉛のシンカーは国によって使用禁止されているところもありなので、タングステン製であれば海外遠征の方も安心して使える商品。

15g 551円(税込み)

特徴としては必要な分量をちぎって使うために重さのコントロールが自由。付け外し自由で使い回し可能。そして装着するティペットに対してストレスがないこと。

タングステンウエイト

▲ちぎり取った一回分。これで約0.8g。ノーウエイトのエッグを沈める程度ならこれで十分。

タングステンウエイト使い方のヒケツ

この種の練り状シンカーは寒い季節になるとかなり硬くなり、塊から必要分をちぎり取りにくくなる。(気温5℃を切るあたりからかなりカチカチである)

そこで、寒い季節には出発前にその日に使うであろう個数を先にちぎって丸めておくのは方法。

ちぎって小さくなったそれを指で挟んでコネコネしていれば柔らかくなる。それをおもむろにティペットに装着する。

逆に、暑い季節ではそこそこに柔らかくなり、粘着性として大丈夫かと思えてしまうが、水に浸かれば硬くなり、粘着性もそこそこになるので問題なし。(軽くワンキャストするか、事前に水で冷やせばよし)

というところで、これはいざというときに持っていて邪魔にならない品物です。

ところで、ニンフを沈めて使うにしても、普通はビーズヘッドなど十分に沈むウエイトであるのは確か。その上になぜタングステンシンカーのような後付けな物を用意せねばならないのか?

それはそのポイントの流れの速さ、深さによってはフライの元々の重さではちょと不足気味なこともあり、その微調整として後付けシンカーを使うということ。

以上、フォームインジケーターとタングステンウエイトのレビューです。セットで持っていて良い小物です。特に管釣りでお世話になることが多いでしょう。

にしきたトレーディングさんのサイトでご確認ください。

 → にしきたトレーディングさんのフォームインジケーター

 → にしきたトレーディングさんのタングステンウエイト

 

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ランディングネット(クレモナ糸)のインプレ(にしきたトレーディングさん)


にしきたトレーディングさんの天然木ランディングネットを紹介。

クレモナ糸を使ったランディングネットです。

■枠サイズ:約24×約19cm ※最長部 (これはネット部内径)
■全長:約40cm
■重さ:108g

ランディングネットのクローズアップ1

サイズとして小渓流のヤマメ、アマゴ、イワナ釣りに向いています。

良い仕上がりのランディングネットです。私は他に用途別に4本のネットを持っていますが、この商品は最も高級な仕上がり。塗装は多分ウレタンでしょうか、ツヤがあって硬質な雰囲気。なかなか味わいのある木目が出ていますね。

これが!税込み¥4,515円 かなりお買い得と思われます。同等な仕上がりだともっとするのが普通。(一万円と言われても仕方ない雰囲気)

ランディングネットのクローズアップ2

付属品のヒートンストラップ

製品には親切にもゴムコードのヒートンストラップが付いてます。

商品の全体像の綺麗な画像はにしきトレーディングさんのサイトでご確認ください。

ただし、ルアー&フライフィッシングでよく見る背中へのネット装着では、添付されるゴムコードでは短く硬いと思われます。

そこで他の長めなカールコードなどを調達しますが、私の場合はこれを百均で入手しています。ホームセンターの工具コーナーなどでも見かけますが、同じような品物が百均にある可能性が高いです。

添付のゴムコードとカールコード
▲画像上は百均で入手のヒートン付きカールコード。下、このネットに付属するゴムコード

持ち手(柄)のデザイン

ところでラディングネットなどどれでも同じような使用感ではないかと思えますが、「持ち手部分」のデザインが異なることで扱いやすさに差が出ます。

ランディングネットの比較画像
▲上の画像手前の方は以前から使っていたネット。奥がにしきたトレーディングさんのネット。

この両者を比べますと、圧倒勝利でにしきたさんのネットが持ちやすいです。手前の物は造形的に美しくもありますが、どうしても手からすっぽ抜けるような雰囲気。素直なデザインの方が実用性高げです。

また、手前の物の表面仕上げはつや消しですが、にしきたさんのは普通にツヤツヤ。手にしっかりフィットするのはにしきたさんのツヤツヤの方ですね。

さて、百聞は一見にしかず。このネットによって実釣をしてきましたので写真映りとして以下に画像で紹介しましょう。

アマゴとランディングネット3
魚は小さい・・・

アマゴとランディングネット2
これも小さい・・・

イワナとランディングネット1
おお!久々のイワナ・・・

アマゴとランディングネット1
・・・これも小さいが・・・ネット自体は絵になっていると・・・

さて、このネットが 税込み¥4,515円 文句ないです。小渓流にオススメのクレモナ糸ランディングネットです。

にしきたトレーディングさんの商品ページで詳細をご確認ください。
 

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なお、本製品を使った実際の釣行記はこちら(2016年6月8日 奈良県天川)。
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竹製フライボックスの紹介(にしきたトレーディングさん)


にしきたトレーディングさんの竹製フライボックスの紹介。

ウッドのフライボックスというのはたまに見かけますが、こちらの商品は竹製です。

竹ボックス現場にて
▲現場にて、まったり使用中。(右ひざに乗せています)

■サイズ:14cm x 9cm x 3.3cm ミドルスリムサイズ
■重量:約134g (手元にある商品の実測値は156g)

カタログ値と私の手元商品では重量が違いますが、天然素材ですので有りうることでしょう。(外形寸法も数ミリ単位で違います)

いずれにせよ本家ページの紹介文にあるような軽量とは言えません。しかしウッド系素材の物でもこの程度になるはず。

C&Fと竹ボックスの対比
▲左:この商品 竹のフライボックス 右:おなじみC&F製ボックス 大きさの対比です。

本体はオール竹製で、なんとも大変味わいがあります。
フタ部分にはメイフライの彫りが。
凝った構造をしており頑丈そうですよ。

全体画像を本家サイトで確認いたしましょう。

真鍮製のしっかりしたヒンジが使われ、磁石によってフタが閉まる構造。フタの開きは角度として100度程度となっていてそれ以上は開きません。(冒頭の実使用画像にある通り)

なごめる質感

私自身は釣りの持ち物としては完全に飾りを排し、機能性一辺倒な物を選ぶタイプなので、この種のケースを使うのは生まれて初めてとなりました。

さて、実際に使ってみれば「まったり系」。なごめるわけです。

実釣に持ち出すため、一軍のフライをこのボックスに集合させ、控えをいつものボックスに入れて釣り開始。

フライ交換のたびにこのボックスを取り出しますが、いや、これは良いかもしれません。プラスチックや金属とは異なる手の馴染み感がありますよ。

手になじむ重さ

ところで、私が多用しているボックスはC&F DESIGNのライトウエイトフライケース。これはなんと35gしかありません。この軽いケースの難点は、軽すぎて持ちにくいこと。良し悪しなんですよね。

そしてこちらの竹製のボックス、そこそこ重いですがその分で手に持ちやすいのです。人の手で使う何かというのは、重さは重要な要素になるかもしれません。

気になる点と処理の仕方

ボックス表面はほとんど大変手触りが良いですが、一方で内部の一部に竹特有のささくれがあったりもします。(私の手元に来た物としての個体差があるでしょう)

全体として仕上がりはとしては十分なのですが、上述の内部壁などもっとスベスベにしたいと思う部分があるなら、ささくれと同様、#600の耐水ペーパーで磨くと吉。

でも相手が竹ですから、耐水ペーパーで磨いた後はちょっと白っぽくもなります。気になる場合はちょっと鼻の油をつけまして、乾いた布で拭き込んでください。白っぽさがなくなって落ち着きます。

それからスリットフォームはお好みのものに交換するのも方法。スリット形式が使いにくいと思われる方は波型フォームもおすすめでしょう。

さて、価格は税込み 2,139円 お買い得ではないでしょうか!

拡大画像、詳しい情報はにしきたトレーディングさんの商品ページへどうぞ。

この商品を実際に使用している釣行記もあります。→ 奈良県天川村2016年6月8日
 

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リーダー(TIEMCO)のインプレ

新サイトにTIEMCOのリーダーについてインプレ記事アップしています。

リーダー(TIEMCO)

 
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爆安フライラインWF4I(インターメディエイト)のレビュー


にしきたトレーディングさんの爆安フライラインFW4Iのレビュー。
インターメディエイトのウエイトフォワードになります。

このラインは¥1,923円(税込)での提供。

私自身は今でにインターメディエイト(比重1)のラインを使ったことはありませんので、これの入門者がどう感じたか、という観点から記事を書きます。

さて、このラインは透明なんですよね。

そもそも材質がフローティングやシンキングとは全く異なります。見た目にはコアと表皮といった構造を持ちません。なんとなく、ある種のショックリーダーとそっくりな見た目です。

今回のレビューではWF4になります。

にしきたWF4Iパッケージ

いつもながら箱無しの合理的パッケージ。

ラインのプロファイル

ラインのプロファイル

これはにしきたトレーディングさんのフローティングWFなどと同様になります。

今回のテストはWF4なのでWeight欄で2-4のところを参照します。

短いベリー部に対してリアテーパーだけが長めなデザインですね。それによってヘッド部は先端寄りのウエイト配分となり、どちらかといえば飛ばし系かもしれません。ただしフロントテーパーも長めでしょうか。

キャスティングの実際

使用ロッドは8フィート#4-5のカーボン。私がフライフィッシング入門時に使っていた Temptation というOFTのロッドです。これは数千円という価格でしたが、他の数万円する物に対して何の遜色もありません。私は現在10本のフライロッドを所有していますが、どれか一本だけを残せ、と言われればこのロッドになるかも。それくらいむちゃくちゃに万能で投げやすいのです。

ロッドテンプテーション1

リールはキャップスのテリア#5という廉価な物。多少のバッキングラインを入れ、このライン100フィートを巻いてまだ余裕です。ちなみに、リーダーはキャスト練習用にしている3X9フィート、ティペットに1フィート+ヤーンの擬似フライです。

ロッドテンプテーション2

さて、このラインの実際の投げ心地ですが、これは非常に投げやすく、そして飛びます。ウエイトの乗りがわかりやすいです。確かに#4程度の重さ感は出ていると思われます。これはヘッド寄りのウエイトバランスが投げやすさに現れているのかも。

それからこのラインの場合、一般的な皮膜付きのフローティングやシンキングに比べると少しハリのある(というか曲げに対して少しの反発ありか)感じで、それがキャストのしやすさに関係あるかも。それもあってかラインスピードは乗りやすい方と思えます。ラインスピードがあるために、ゆるいフロントテーパーでもターンは楽、ないしは強めでしょうか。

淀川の練習場所
ちなみに、こういうところでテストです。(大阪淀川城北エリア)

インターメディエイトとして

このラインの新品状態では、多分シリコン系の潤滑剤が全体に塗布されている感じです。これはパッケージングの作業でさばきをよくするためとか、輸送、保管中にライン同士がくっつくのを防ぐ目的がありそうです。

そして、使い始めに関してはこのシリコン系?の潤滑剤?が災いし、単純に「浮き傾向のライン」になっています。

この点は、水に向かってキャストを繰り返すうちに潤滑剤?が取れ、次第にまったく問題のないレベルになります。そこで、最初から現場使用を考えた場合には、最初の潤滑剤を拭き取り、ガーキの「ジンク」(Xink)など、シンク剤を事前に塗布しておくのが吉でしょう。

ジンクのボトル
▲ガーキのジンク(シンク剤)リールはキャップスのテリア#5

このジンクという「シンク剤」ですが、これ自体がラインを沈めることはなく、元々の機能としては「それを塗布して水に対する表面張力を抑える」ものです。ですから、ジンクをラインに塗布することで、そのライン本来の比重に基づいた沈下率が得られるということになります。

浮き、というか比重「1」の具合

さて、私の今回のテストでは「ジンク」を持っておらずでしたが、キャストを繰り返すうちに最初にあった潤滑剤らしき物が取れてきたようでだんだんとインターメディエイトの性質が出てきました。水面直下に浮遊する感じです。

結論としては確かにインターメディエイト。はは〜、なるほどといいう感じ。

水離れ

意外に水離れが良いです。比重「1」で水面直下にある割に、スネークピックアップによって簡単に水から引き離すことが可能です。もしかしたら、前回の記事「WF6F」よりも水離れが良いほど。これは素材の表面の素性からくることでしょうか?

このラインの用途

重さが基本WF4ですから、大きな湖でミノータイプのフライを投げるには軽すぎるでしょう。

そこで止水の箱池管釣りのようなところではこのラインをセットしたロッドを用意するのはありと思われます。止水管釣りでの「引っ張り」は時として絶大な効果がありますよ。

次回、機会があれば箱池管釣りでこのラインを試してみようと思います。

もちろん、このシリーズで#4よりもっと重い物を使えば天然湖など大きなフィールドでも十分に使えそうです。

総評と結論

このラインは投げやすいですし、インターメディエイトとしての機能は十分と思われます。

次に材質が「透明」ということについては、確かに釣り人からの視認性はマイナスとなりますが、見えなくもありません。水中では透明でもやや白っぽい感じに見えています。魚の目線としてどうなのか?の部分にはなんとも言えません。ただ目立ちにくくはなっていると想像されます。

とにかく何せ価格が¥1,923円(税込)ですから、インターメディエイトのお試しや入門用としてはうってつけです。というか、これで十分に実用になりげですよ。

追記

実釣していないのでなんとも言えない部分ではありますが、このラインについて考えられることを書いておきます。

まずはこのラインはブレイデッドラインのコアがない点からして、ある程度の「伸び」が予想されます。伸びは確かに存在します。

そこで、このラインで魚を釣るにはアタリを取ったら積極的に「掛けていく」ことが肝要になるかもしれません。そもそもが弾力性ありな素性ですから、最初のアタリでバレにくく、その代りに「掛け」が必要かもです。そして掛けた後は大変「乗り」が良い可能性大。具体的には、アタリを取ったらラインを積極的に引いて掛け、そしてさらにロッドで合わせていくという感じになるでしょう。(ま、通常はそうするでしょうが、それを積極的にと)

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