フライフィッシング備忘録

時々シングル・アンダーハンドキャスティング探検隊 Flyfishing Notebook
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ランディングネット用レザーバンドのレビュー(river Peak)

JUGEMテーマ:フライフィッシング

ランディングネット用レザーバンド」。すでに渓流域でフライフィッシングをされている方にとっては「ああ、あれね」という商品ですね。すでにお使いの方も多いでしょう。

しかしこれから川でのフライフィッシングなど、釣り入門する方にとっては「だから何これ?」という品物かもです。以下に説明しましょう。

そしてこのバンドについてほとんど必須と言えるグネットリリーサーのことも。


ネット用レザーバンド
▲二色を撮影していますが、実際の商品では4色から選択できます。

ネット用レザーバンド2
▲裏返したらこんな 全体にしっかりした作りをしており、水につけても伸びない皮

レザーバンドをネットに装着
▲実際にネットに装着したらこれ 使用するネットの枠の太さに注意
(フレーム幅20mmで厚さ8mm程度までの渓流用や本流用のネットに適合)

この皮ベルト1080円(税込)です。これ、ちょっとお高いように思えるかもしれませんが、耐久力やデザインを考えての作りとしてこうなります。

↓商品販売ページへのリンクです。

river peak(リバーピーク) ランディングネット用 レザーバンド リリーサーバンド ネットホルダー レギュラーサイズ【ゆうパケットOK】

ちなみに・・・

ベルクロのベルト
▲これは以前から使っていたマグネット式リリーサーに伴うベルクロ式のベルト。こちらは合理的かもしれませんが、ベルクロのベルトは使ってしばらくしてちぎれてしまい、平たい「ヒモ」を使って自作で治したものですよ。見た目にもオシャレじゃないです。


ベストとネットの全景

さて、レザーバンドをつけたネットをマグネット式リリーサーを使ってベストの背中に吊るすという段取り。(実際のところ、マグネット式リリーサーはほぼ必須アイテムでしょう)

ネットは磁石でくっついて吊るされており、必要なときに簡単に外せ、元に戻すのもワンタッチというわけです。

画像の赤矢印で示しているのはカールコードのストラップ。魚を取り込んで撮影したりリリースした後、ホッとしたところでネットがプカプカ流されているということのないように。ことによっては興奮冷めやらぬ場面ですから、ネットプカプカがないとは言えませんよ。マジ。

ちなみに、このネットはriver peakさんの ハンドメイドランディングネットS 天然木 クレモナ糸ネット

ところでこのカールコードは私の場合は確か百均で見つけたような気がします。

カールコード
▲カードコードのベストへの装着はワンタッチクリップ(これも百均にあったかな)のような物を介して。ベストの裾にD環があればそこを応用可能。

ただし、この位置だと山岳渓流などで「ヤブこき」が必要だと邪魔になる可能性もあり、木の枝に引っ掛けても気づかないこと多々あり。


かールコードをD環につける

そこで、長さ的に多少の不利があったとしてもコードの先端はベストの背中にあるD環部にリリーサー本体と同じ場所につけるのが吉。(上の画像のごとく)

何せフライフィッシングというのは使うアイテムが多い釣りですなあ。(まあネットに関してはルアーの釣りでも川なら同じですけど)

カラビナの使用

なお、にしきたさんのマグネットリリーサーに付属している「カラビナ」(上画像の矢印)は使用/非使用どちらもOKでしょう。全長が長すぎると思えばカラビナなしでスプリットリングでベストのD環に直結しましょう。

ネットを外すときのコツ

さて、魚がかかってランディング体勢に入ったら、おもむろにネットを背中から外します。

このとき、ネットの柄を持って「スパッ!」と真下に引き下げます。決して「ちゅうちょ」しないこと。「スパッ!」とやります。

「ぐぅ〜ん」とゆっくり引いてはなかなか外れませんよ。

これがマグネットリリーサーを使っているとき、特に磁力がそこそこ強い場合のコツです。

なお、この記事で紹介したマグネットリリーサーは磁力の強度調整ができます。詳しい使い方はこちらの記事で読めます。→マグネットリリーサーのレビュー

ちなみに、一般渓流域で使うようなネット(大きくて内径〜40cm程度)なら、マグネットの磁力は最弱でOKと思われます。

他のマグネットリリーサーとしては吊り下げ強度2kg、70cmのゴムストラップ付きのものもあり。ただし、2kgの強度は小さいネットにはちょっと強すぎかも。2Lのペットボトルが吊り下げられる強度ですからね。
 

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ティペットリングのレビュー(river Peak)

JUGEMテーマ:フライフィッシング

フライフィッシングをされる皆さんは「ティペットリング」という小物をご存知でしょうか。見た目にはただ小さな「輪」です。

これ、私の場合たまたま海外サイトの紹介で見たことはありました。今回は「ああ、なるほど」という便利グッズの紹介となります。

ティペット リング Tippet Ring 2mm 10個セット ティペット交換時のお助けツール【ゆうパケットOK】 05P03Dec16

ティペットリング+ボールペン

上画像のごとく、かなり小さなリングで直径2mm程度の物。用途としてはこれを介してリーダーとティペットの接続をするもの。あまりに小さいのでスナップスイベルに通した状態で販売されています。

 

■ティペットリングの機能

さて、このティペットリングの役割なのですが、ティペットの交換時にリーダー側を触ることなくティペット側のみを接続しなおせばOKという物。

釣りをしていてフライ交換するたび、ティペットはどんどん短くなりますよね。ですので何回かのフライ交換でティペット自体を新しくする必要に迫られます。

このとき、ティペットとリーダーとの結び目から切断すると、リーダーの方も結び代が必要になってティペット交換のたびにリーダーも短くなってきますよね。

そこで、ティペットとリーダーの接続にこの「ティペットリング」を入れることで、てリーダー側を「触らず」ティペットだけを交換できることになります。これでリーダー側の長さは一定不変です。

もちろん、ティペットはフライを変えるたびに短くなるだけでなく、ティペットそのもののトラブルもありますし、トラブルがなくても長く使っているときの疲労を考えて交換することもあります。

このように、ティペットリングを使うことはティペット交換においてリーダー側の消耗を防ぐ意味でかなり合理的と思われます。

またこのリングは十分に小さく材料それ自体は一般的なフックの軸より細いです。よってドライフライを使う場合のティペット&リーダーの浮きに影響を与えることはほぼ考えられません。いつも使うフロータントをティペット&リーダーに塗る作業の延長のことで浮力的には問題ありません。

 

ティペットリングとフック

参考画像:フック MARUTO  #14との比較 径はフックのアイより大きいが、細い線材だ。

 

■ティペットリング・実際の使い方秘訣

何せ小さなリングなので画像のごとくスナップ・スイベルに通した状態で保たれています。

そしてティペットリングにリーダー&ティペットを結ぶとき、最初にスナップ部分から一個を取り出してはなりません。小さすぎてハンドリング不能ですよ。

ティペットリング全体像

そこでまずはスナップ部分から取り出せる最初の1個のリングに対し、スナップにつけたまま、先にティペットかリーダー(またはその両方)を結びます。上画像のごとくですね。

こうすることで無理なく結びのハンドリングできます。

なお、リングへの結びは好みの方法で良いと思いますが、個人的にはユニノットでしょうか。(ユニノットは平均的に結束強度にばらつきが少ないと思えます)

さてこのティペットリング、ちょっとしたアイディア商品ですね。使うかどうかは好みの部分があるとは思いますが、試してみても良さげです。

ティペットリング、税込441円です。

これはラインなどと抱き合わせで注文してみても良い商品ではないでしょうか。

なお、にしきたさんのサイトにある商品画像ではリングをホールドするクリップ部の形状が異なります。私の手元の商品では紹介画像の通りスナップスイベルです。

お求めは以下のリンクからどうぞ。

ティペット リング Tippet Ring 2mm 10個セット ティペット交換時のお助けツール【ゆうパケットOK】 05P03Dec16

 

■ティペットリングを使うとき念頭に置きたいこと

以上の通り、ティペットリングの使用は「リーダーの先端消費」に対して合理的な解決策ではあります。

ただし、かなりストイックに「ノットとその強度維持」を考えた場合には「どうだろう」と留意することもあり。

それは、リングvsリーダー側の結びをずっとそのまま使い続けることにより「結びの鮮度」が落ちることです。(すなわち結びの強度が落ちる)

一方、リングを使わない場合にはティペット交換のたびに結びがまったく新しくなります。

これは特に、春先にミッジを多用するような釣りで6Xより細いリーダーに7〜9Xといった細いティペットを使う釣りで気になる部分。

このような繊細なリグで大型魚が出たり、連続的に何本か魚が出た後は結びを確認し、結びの鮮度を戻すためにティペットそのものを交換することをします。そうでなくとも5Xクラスのリーダー&ティペットでも大型魚が出たり、取り込みでてこずったときなどは結びを気にしておいた方が得策。

ですからティペットリングを使うとき、リーダー側の結びはある程度の意図を持ってときに結びなおすのが正解かもしれません。(それでもリングを使わないよりリーダーの先端消費は減るでしょう)

なお、リーダーとして4X以上といった太いリグならよほどの大型魚でも出ない限りはそんなに気にすることもないとは思えます。まあ、こればかりは各自の考えになりますね。

 

■参考動画

別なブランド(Anglers image)で同じ商品が出ています。使い方の紹介動画を参考として貼っておきます。(英語)

 

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ノットタイヤーのレビュー(river peak)

JUGEMテーマ:フライフィッシング

 

フライフィッシングをする皆さんはリーダーとフライラインの連結には主に「ネイルノット」をお使いでしょう。

これは自分の指でできると言えばそれまでですが、専門の道具を使うと非常に簡単に初心者でも間違いなく「ネイルノット」が仕上がります。リーダーとフライラインの連結は「ここだけは間違いなく」しておかないと釣りになりませんからね。

そこで今回紹介するのはriver peakのネイルノットツールです。

rever peak ノットタイヤー全体

 

類似した専用のグッズは他にもあり筆者も幾つかを使ってきましたが、この製品は中でも優れた使い勝手があります。

実用上のデザインが良い

不細工な物なら色々とありますが、この商品は見ての通り大変スマートです。この良いデザインは見た目だけでなく以下の三点で秀逸。

  • 適度な重さがある。
  • 指の押さえが効く凹みがある。
  • 先が割れている

river peak ノットタイヤー拡大

 

私が常用していたのはTIEMCOのリーダーウォレットに付いているツールでしたが、プラスチック製のそれは軽すぎで手に馴染まず、ホロリと落としそうに。

ラインが通る溝が切れているだけなので巻きつけるリーダーの押さえが効きにくい(コツによって対処)。

そして先が割れていないことによってリーダーの巻き付け開始のとっかかりを得にくいという欠点あり(これも慣れとコツによって対処)。

ティムコのノットタイヤー比較

▲手前の白いのがTIEMCOのリーダーウォレットに付属するもの

ところがriver peakの製品ではこれらが完全にカバーされているデザインなわけです。他の製品にも同じような機能を持っている物もありますが、デザインがブサイクなですよねー。

ただし、ちょっと惜しいのは解説書かもしれません。大変親切に図解と文章で表現されていますが、TIEMCOのリーダーウォレットの裏にある図のみの解説の方がわかりやすいと思えます。

river peakの解説書

▲river peak さん解説書

 

ネイルノットの解説

▲TIEMCOリーダーウォレットの裏側

ネイルノットのコツ

これは慣れの問題ですが、コツがあるとすれば締め込む時に巻きつけたリーダーの「こぶこぶ」がフライラインの上で綺麗に整列(密着)するように。

最初は軽く締め、巻きつけたリーダーでできた「こぶこぶ」を爪で押して整列(密着)させ、改めてまた締込み「こぶこぶ」をまた整列させるを2〜3度ほど繰り返し、最終的に思い切り締め込んでください。

この締込みのために、巻きつけたリーダーの余った部分は15cmやそこらの余裕は必要です。このあたりの寸法読みで作業を開始するのがコツ。(それもあるのでriver peakさんの解説書はこの余裕部分がちょっと短いように見えます)

ネイルノット:一般渓流域においての現実面

筆者の場合フライラインで#3〜#5程度のライトタックルを常用しています。この釣りでヤマメ、アマゴ、イワナの一般的な釣りであればフライラインで#3、リーダーで4X〜5Xというセッティングが多いです。

このような軽いライン&リーダーだとネイルノットとして「リーダー巻き付け回数」は2〜3回転で十分な強度があります。(実際には2回転がほとんど)

また管理釣り場などで多少大きな魚に重めなニンフを使うなら#5ラインにリーダー4X以上としてネイルノットの「リーダー巻き付け回数」は3〜4回転。

しっかり締め込めば強度は十分に保たれており、すっぽ抜けが発生したことはありません。先にティペットが切れます。

ちなみに、#3ラインでスプライスという方法を使うなら人によっては瞬間接着剤併用で1回転ということもあり(渋谷直人さんですね)。これはノットをできるだけ小さくという意味があるようです。

さて、非常によくできriver peakのノットタイヤーツールはこちらです。659円(税込)はお買い得だと思いますよ!

 

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クリッカー FL フライリールのレビュー

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クリッカー FL フライリール シルバー

(上画像はにしきたトレーディングさんからお借りしました)

前から気になっていたリールが手に入りました。現代的でなかなかカッコ良いと思います。

本家ページにはマシンカットの表記がありますが、実際には鍛造&切削といった造形。いずれにせよ実用上は問題にはならんでしょう。

端正にてシンプル。ライン容量 #2/3、#3/4、#5/6 のラインナップで渓流域シングルハンド用という大きさ。本体カラーは同じデザインでシルバーに青アクセント、ブラックに赤アクセントの物が選べます。

 

クリックリールダイヤル側


センターにある青いダイヤルはクリック強度調整で12段階のノッチ式。この強度調整は逆転側のみに働き、正転側は一定強度のクリック。これはなかなかよくできています。


クリックリールハンドル側


なお、スプールのハンドルと反対側にはウエイトバランサー付きで回転にブレなし。クラシックタイプのリールではこのバランサーがない物が多いのですが、これはあった方が確実に使い心地が良いです。特に巻き取る時よりもラインをギーっと出す時ですね。


ラインキャパ

(まともなスタジオで撮影していないのでカラーがまちまち、すみません)
上画像の物は#3/4で#3のDTライン80f(24.4m)をバッキングラインなしで巻いた状態。これがキャパとしての実感です。重さ96gはラージアーバーとしては十分に軽い方。8f前後のカーボンロッドには非常に良くバランスするでしょう。

それでは早速構造を見ていきます。

スプールのリリースは下画像中の赤矢印が示すレバーを矢印方向に押し、スプール本体を上に引くとすっこ抜けます。
スプールリリースレバー


クリックリールのスプールを外す


画像右のスプール側にあるギザギザが実質的にクリックを発生させます。(これはセージのクリックリールの構造に酷似)

さて、本体側に残ったセンターの青いキャップ。これはギザが入っていて回せそう。その通り、回りました。そしてそのキャップと取っ払うと以下の通り。


センターキャップを外す


これがどうやらクリック強度調整の心臓部への入り口。青いキャップを外すとさらに黒いプラスチック製のカバーが。


クリックパーツのカバー


これはグリスまみれなのでピンセットで「窓部」をつまんで外してみます。


クリックパーツ


おお、出てきましたね。クリックを作る「黒い爪」が露出しました。クリック強度調整つまみを回すと黄色矢印の方向に「黒い爪」がせり出したり引っ込んだりします。最もせり出した状態がクリック強度最強のセッティングとなるわけです。爪は二股に分かれており、長い方がスプールのキザギザに当たります。(もろセージのリールにあるやつです)

画像中、赤い矢印で示す「ニョッ」と曲がった片方の爪ですが、これが逆転時には相手にある細い方の曲がりを制限し、クリック強度を増す働きをしている様子。

さて、この画像をご覧になってピンとくる方もいらっしゃることでしょう。元のセッティングでは右手巻き用ですが、これを左手巻きに変えるには、そうです、この黒い爪を裏返してセットすればOK。あとは黒プラスチックのカバーと青キャップを戻して完了となります。


リールフットのオフセット


なお、このリールのフット部はセンター位置でなく少しオフセットされています。これは重量バランスのためですね。この位置にあると本体がロッドのリールシートの下に垂直に収まります。

さてさて、以上の通り構造解析を行いましたが、デザインとしても非常にモダンな雰囲気があります。私はこの手の物が基本的に好きでして、他にダニエルソンとかループのOPTIなどお気に入りではありますね。

しかしこのリールが一万円ちょっと!(送料無料)で買えてしまうのがミソ(サイズによって価格は多少異なります)。同じような構造、デザインでブランドがブランドなら3万円〜といった市場価格でしょう。

さてこのリールの大きく美しい画像とお求めは以下のリンクよりどうぞ。

クリッカー FL フライリール シルバー(#3/4)

 

他のサイズも販売ページに揃っていますので探してみてください。

 

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ウッドフライケース新製品(river peak)

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各地で解禁の声が聞こえる今日この頃、フライフィッシングファンの皆様はどうお過ごしでしょうか。

さて、river peak リバーピーク(にしきたトレーディングさん)より新しいウッドフライケースが出ました。

river peak ロゴの焼印も入り、かなりかっこいいデザインになっています。今年の初釣りには新しいフライケースに秘蔵のフライを詰め込んで出かけましょう。

デザインと構造の工夫

ウッドフライボックスの外見

前回紹介したバンブーフライケースは竹という材料から和風ななごみ系でしたが、今回のウッドフライケースはモダンな家具調という感じ。決して銘木調ではないところと現代的なロゴマークとも相まって若者にも向く雰囲気でしょう。

外見上、指掛の凹みが二箇所。これは両手の親指をかけるのに都合よくできている。これがもし一箇所の凹みだと意外に扱いにくかったかも。

ウッドフライボックスの外見

ヒンジは一般的なもので120〜130度ほどの開度。バンブーフライケースの90度しか開かない状態よりも内部へのアクセスは良くなった。(とは言ってもバンブーの90度の開きがそんなに不便だったわけでもないとお思うが)

ウッドフライボックスの外見

ふたを閉じる仕組みは打ち込まれた磁石によるもの。ウッド系ケースでは典型的。

フライ収納の機能面はどうか

ウッドフライボックス深さ

スリットフォームからふたのフチまでの距離は7〜8mmといったところ(要するに実質深さである)。パラシュートであればギリギリ#12から程度から、#14以下がオススメだろう。あまり背が高いフライは無理。#12のエルクヘアカディスでは苦しいですね。

ま、これって「浅い」という人もいるだろうが「こんなものだ」とも十分言える。それなりに使うことも肝要。もちろん、ニンフなら問題にならず。

スリットサイズはベンチマークと言えるC&Fのマイクロスリットに酷似しており、スリット奥行きが少し大きいでしょうか。まあこれくらいの余裕があっても困らない。

スリットフォーム

左:C&Fのマイクロスリット 右:river peak ウッドフライケース

このスリットフォームのベース部分はその大きさがC&FのSサイズを一回り大きくした程度の感じ、といえば大きさ感がわかるでしょうか。ただし、さすがにウッドケースですから木材の厚みが必要な分としては外見上もう少し大きくはあります。実用的には重さ137gからしてちょうど手に馴染みやすいと言えるでしょう。この種のものは軽すぎても使いにくいのです。

フライボックス比較1

左:C&Fのミッジ用Sサイズボックス 右:river peak ウッドフライケース


フライボックス比較2

左:12.4cm x 9.4cm x 3.2cm C&FのSサイズ

右:13cm x 10cm x 3.3cm  このケース

さて、このウッドフライケースが税込 2,139 円(送料別)

これはウッド系としてかなりリーズナブル。銘木系を除いては、これは現時点でありそうでありません。商品の出来としても大変オススメです。

もっと大きな画像、詳しくはにしきたトレーディングさん river peak(リバーピーク)ウッド フライケース 木製フライボックス 天然木 ナチュラルカラー RP-FC100 でご確認ください。

 

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オールシーズンフライセットA・にしきたトレーディングさん

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■入門時におすすめ、完成フライの購入

フライセットAボックス

フライフィッシングをする人の多くは自身でフライを巻くことが多いと思います。

しかし、入門時点でフライタイイングの道具や素材をそろえるのはけっこう大変なことになります。それは金銭的なことだけでなく、とにかくアイテム数と技術としての情報量が半端ではないからです。

入門時点では釣りそのものの道具やキャスティングだけでもパンクしそうな状況で、その上にタイイングとなるとかなりハードルが高いでしょう。

そこで、おすすめするのはフライそのものに関しては完成品を購入するということ。これはかなり正しい選択だと思えます。

もちろん、フライフィッシングを指導してもらえる先生がいるなら実地に使うフライの幾つかを提供してもらえることもあるでしょう。

しかし先生や先輩がいれば良いのですが、完全独習でフライフィッシングを始めることもありえます。私自身がそうでした。(って、そもそもが一回こっきりのキャスティング講習会以外は独習)

そんな時には完成品フライを買うのがマジおすすめです。

■完全独習という環境もありうるが・・・

私の場合、タイイングに関しては通販サイトでマテリアルがごっそり入ったタイイングのセット物と、最も廉価なタイイングツールセットを購入してタイイングを始めました。もう入門時にしょっぱなからです。

今ならネット上にタイイングレクチャーの動画も多いですから、それでなんとかこなせる部分はあります。

しかしながら、フライタイイングは実地の作業で経験を積まないと、さすがにコツというか、ツボを押さえることが難しいと思えます。また、マテリアルの購入に際しても消費しやすい汎用品と特殊なものの分類もわからず、無駄な購入がありえます。

こうしたことからも、初めのうちには完成品フライを購入し、それでもちろん釣りを始められますし、そのフライを手本にして今度は自分でタイイングを始めるというのがスムースな入り方と思えます。

それに・・・入門してみたは良いけれど、実際にはそれを続けることができない、ということも考えられます。そうすると最初から無駄に道具やタイイングのためのマテリアルを揃えない方が合理的ですよ。この釣りが「面白い!」と感じるようになってから、道具やマテリアルを追加購入しても遅くはないのです。

完成品フライの購入は、入門時においては合理的な選択です。

■オールシーズンフライセットA

さて、にしきたトレーディングさんでは幾つかの完成品フライを扱っています。そして今回ご紹介するのは「オールシーズンフライセットA」になります。

オールシーズンフライセットA商品ページはこちら

フライセットA

▲商品では上の画像それぞれのフライが二個づつと、ケースのセット

このセットはちょっと面白い組み合わせになっており、ドライフライ2種類、ニンフ系2種類、そしてマドラー系2種類がひとつのケースにまとめられています。

中でも「おおっ」と思えるのが「ロイヤル・コーチマン」(画像手前右)そして「マドラー系」(画像奥の左右)が入っていること。この2種類のフライは、自分で巻いたとするとちょっと手間です。そこそこのテクも必要。必要なマテリアルの種類も多いです。

この2種類のフライ、どちらも実用性ありますが、2個のうちの一個は「見本」として使わずに持っていても良い感じ。これはある意味で後学のために持つべしかも。

他、エルクヘア・カディスと2種類のニンフはもろに必須のフライと言っても良いでしょう。渓流でも管釣りでも使用頻度が高いフライです。

それから、付いて来るケースですが、フラフィッシングにおいてこの種のケースは現場でも自宅でも何個あっても役立ちますよ。

他、にしきたトレーディングさんでは何種類かのセットを販売しております。ぜひ販売ページに訪れてみてください。

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フライラインDT#2F(にしきたトレーディング)レビュー

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にしきたトレーディングさんのDT#2Fラインのレビューです。

今回は商品レビューにあたり、フライラインのテーパーについて私自身が深く考えさせられることになりました。

私の場合、ホームリバーではラインとして#3、ニジマス用に沈める釣りを考えるときは#4のラインを使うのが通常の釣り。

今回は#2という初めての軽いラインのレビューとなります。

OIKAWAロッド1

新パッケージ

にしきたトレーディングさんのラインは今まで「箱なし」で合理的にリーズナブルという路線でしたが、今回のDT#2Fは箱付き(ボビンなし)という状態。

DT2Fラインパッケージ1

パッケージデザインはなかなか好感が持てる雰囲気となっております。裏側にはテーパーデザインなどのスペック、素材の解説などがあり、明らかに商品価値が上がっています。これは安さを売りにするより、実際に商品を手に取ったときに感じる「信ぴょう性」のようなことが格段にアップしているように感じます。

DT2Fラインパッケージ2

テスト条件

ライン:DT#2F(にしきたトレーディング)
ロッド:OIKAWA 6f #1(にしきたトレーディング)
リーダー:フィネッセ5X 8f (TIEMCO)
ティペット:6X 3f
フライ:CDCカディス#14

リールとライン

▲Capsのリール、テリア#3に巻いてこんな感じ。これはグラスグリーンというシックなカラー。古い人ならご存知!「エアセル」と似た雰囲気です。

キャスト感覚とテーパーについて

投げる感じは軽いです。にしきたトレーディングさんのDTラインで#1〜#4に関してはテーパー部が4mあり、これはかなり穏やかです。ですので、少なくともテーパー部のすべて4mをロッドから引き出してキャストしてもスペック上の重さを感じにくくあります。

ですので小渓流での近距離キャストを多用するときには、テーパー部の先の方だけを使うことになり、そのことを念頭に置いてライン(のウエイト)をセレクトすべきでしょう。普通に言えばにしきたトレーディングさんのDTのラインナップ(#1〜#4)では思っているより1段階重いラインを選ばれた方が実使用においては間違いがありません。

ただし、特別に緩めのテーパーのラインを廉価で欲しい、という方にはそのままの番手でウエイトを選ぶこともありでしょう。ちなみに、他に長めのフロントテーパーを持ったラインとしてはサイエンティフィックアングラーズの「スープラフィネス」が挙げられます。こちらのテーパー部は約4.6mとなります。(ただしこれを快適に使うにはロッドから選び直すことが必要かもです)

ウエイトフォワードという選択肢

にしきたトレーディングさんのラインナップとして「ウエイトフォワード」の方では#2〜#4でフロントテーパーが2mとまずまず一般的(ちょい長め)。ですので普通な投げ心地を望まれる場合にはウエイトフォワードの方を選ばれることもありでしょう。

ラインのウエイトを実測してみると

今までににしきたトレーディングさんのラインを合計4種類レビューしてきましたが、中でも今回のDT#2FとDT#3Fは特に軽く感じたため、それがどうしてなのか深く考えることになりました。そこで、もしやと思い簡易な方法ではありますが「ラインの重さを実測する」ということを試みました。

その結果、番手表示はどのラインも規格を完全にクリアです。となると、ラインの「軽さ感」はテーパーデザインによることではないかと結論付けられます。そして、にしきたトレーディングさんの長いテーパー部(すなわち軽い)は、ライン重量規格として「先端30フィートの重さ」に丸め込まれたというところ。それでも言えばまあ、テーパーが他の一般的なラインよりも長くゆるいということは、そこだけ見ても単純にラインの先端部からかなりの長さは「物理的に軽い」とは判断できます。

DT#2Fの使用感(ウエイト感以外で)

これはかなり「しなやか系」のライン。感触としては表面の手触りも含め、3M(サイエンティフィック・アングラーズ)に酷似しているが、今回の商品は#2という細さも手伝ってか3Mよりしなやかかもしれない。

リーダーとの相性

何せ、細くしなやかなラインなので、レギュラーなリーダーだとそれは太く固すぎるのではないかと。はっきり言って普通のリーダーのバットよりもライン先端の方がよほど柔らかいという感じ。普通のリーダーだと、これって何らかのアンバランス感覚あり。とてもではないですがTIEMCOのスタンダードなどはおすすめする気になれません。

そこで考えたのがリーダーにはTIEMCOの「FINESSE」を使うこと。このリーダーはとりあえず細い。このラインにぴったりくるのは私個人の持ち物としては今のところこのリーダーが最善ではなかろうかと。TIEMCOとしては3Mのフィネスラインにはこのリーダーがお勧めな感じで、にしきたさんのこのラインでも同じようなことが言えそう。

aklon_finesse1.jpg

浮きと水離れ

このラインは浮きはかなりよし。それに水離れもよし。これは以前レビューしたにしきたさんのWF6Fよりも良い。何がどう異なってそうなるのかわからないけれど、このラインの方がよほど良し。

さてさて、とりあえずこのラインが税込 1,880 円(送料別)。ウエイトの選択に少しばかり気を使うかもしれませんが、特に長めのテーパー(4m)を低番手で欲しい方にはお試しとしてもおすすめです。サイエンティフィックアングラーズのフィネスライン(テーパー長約4.6m)が気になる方は、まず最初ににしきたトレーディングさんのラインを使って見るべし。

お求めはこちらフライライン [DT-2F] フローティング ダブルテーパー

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フライロッド #1 OIKAWA 6レビュー

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にしきたトレーディングさんの商品レビュー。

今回は6フィートの#1という軽いショートロッドです。今回はとりあえず試投編を。実釣はまたの機会に。

OIKAWAロッド2

▲立派なロッドケース付き 何でこの価格が可能かと思えるほど。

フライロッド #1 OIKAWA 6' 全体の雰囲気

このロッドは名前として「OIKAWA」とありますが、なんのなんの、普通にアマゴ、イワナに使える。むしろオイカワのようなサイズの魚ではまだオーバースペックかも。

OIKAWAロッド3

まずは大変仕上がりの良いロッドです。特にグリップは今時の廉価なロッドには珍しいほどにそこそこグレードが高いコルクが使用されています。

river peak のロゴマークなど現代的な雰囲気があります。

ロッドの継ぎ目ドット

▲ジョイント部のドットマークを合わせて継ぐ。ロッドのスペックが記入されているから他のロッドと混ざらない。

3ピースの接続はスリップオーバー。ドットの目印付きでガイドの位置合わせも簡単。これは通常、一部の中級クラス以上のロッドにしかありません。

OIKAWAロッドのガイド

▲この価格ではもしかするとありえないSICと思しきガイドリング

ストリッピングガイドのリングはスペックに記述はないもののSiC(シリコンカーバイト)ではないかと思われます。これも1万円を切る廉価なロッドでは珍しいものでしょう。

リールシートはグリップ部のコルク一体型で一般的なダウンロック。#3以下のラインを乗せる軽量なロッドでは一般的なもの。

素振り感としてはフライロッド一般として最もありげという感触。素直でクセがなく、そこそこに胴も曲がる(フライロッドらしい)レギュラーテーパーという感じ。過去にレビューした7'6"#3よりも「普通感」が強いです。ひと口に言えば「ああ、これは扱いやすいアクションだ」。

フライロッド #1 OIKAWA 6' 実投編

例のごとく大阪淀川河川敷でテスト。本日は少しばかり風が強く、むしろ風に対するテストに良い日かも。

淀川のテスト現場

このロッドに対してレビュー用に届けられたラインはDT#2F。ロッドのスペックとしては#1ですが、ロッドの素振り感としては確かに#2以上な感じ。この辺り、にしきたトレーディングさんの判断が働いていると思われます。(ラインのレビューは次回に)

さて、この軽い#2ラインは私自身として生涯初めてとなります。

OIKAWAロッド1

▲ロッド実投テスト用キットを用意している。(フェルールワックス、フロータントなど)

ライン:DT#2F(にしきたトレーディング)
リーダー:FINESSE 8f 5X (TIEMCO )
ティペット:6X 3f
フライ:#14 CDC カディス

今回は擬似フライに「ヤーン」を使用せず、より実釣に近づけるためにCDCカディス(フックのベンド部以降をカットしてトラブル対策)を結ぶ。(CDCを使ったフライはキャスト中に意外に空気抵抗が少ない)

CDCカディス

▲テスト用フライに#14のCDCカディス。リールはCapsのテリア。これはフルーガーをもっと簡単にしたようなリール。

まずはフォルスキャスト。いやー軽くて軽くて最初は自分が何をしているのかわからないほど。風も強めなことと相まって正直言って「ラインの乗り」がわからない。

「これはかなり繊細に感覚を研ぎ澄まさないといけないなあ」そう言う思いが頭をよぎる。

ただしこれに関してはラインのテーパーなども関係すること。まずはキャスティングそのものに話を絞ろう。

さて、少しフォルスキャストをしながらロッド長の2倍程度のラインを出したあたりからなんとなく投げている感触がわかるようになる。あ、むしろ長めにラインを出しておいた方が「乗り」が分かりやすいのだろう。(これはまさしくラインのテーパーとの相性と思われる)

さてこれでロッド長6フィート、出しているライン12フィート、リーダー8フィートで合計26フィート向こうにはフライを届けられることになる。もう実釣の実用距離は十分にカバーしているわけだ。

ロッドの用途としては、オイカワというよりも源流部のような小さな流れでほとんどピンスポットにフライを置くような釣りに向いているだろうか。ただし、使用ラインの軽さから沈める釣りに使うにはちょっと勇気が必要そう。(しかし実際のところ#3ラインでも使えると思う)

また、ラインと相まってか全体的にかなり繊細なことになる。それなりに距離も出るので開けたところでも使えるだろうが、風の影響を考えると、そこそこにはキャスティング能力が問われそうだ。

さて、このロッドの特徴として全体的に優等生的なレギュラーテーパーではあるが、ブランク中間あたりはラインを「押せる」強さが十分にある。これは細かいロールメンディングを入れるには必要な能力で、流れが強めなところで対岸にある「巻き」を釣るときなどは武器になると思う。

最後に、このロッドの少し特殊な軽く短いスペックから、使用はかなり限定が働くと思われます。仕舞い寸法で65cm程度と、源流部への釣行にも持っていけないサイズでなく、小さな川での応用は効くでしょう。

こんな軽い竿があってもいいな、あの狭い川でなんとか使えるロッドはないかとお考えの方には価格もかなり手頃でまともな使用感の物としてお勧めです。

さてこのロッドが 税込 8,619 円 送料無料こんな価格で良いのだろうかと思うほどまともな商品。個人的には以前の7.6#3よりも好きかもしれません。お求めはフライロッド #1 6フィート カーボンロッドのページへ。

 

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フォームインジケーター&タングステンウエイトのレビュー

JUGEMテーマ:フライフィッシング

にしきたトレーディングさんの商品、フォームインジケータータングステンウエイトのレビューになります。

フォームインジケーターとウエイト

テストタックルのデータ
■ロッド:8f #5
■ライン:DT#5
■リーダー:4X12f
■ティペット:5X 3f

インジケーターテストの現場

▲テスト現場はいつものココ。大阪淀川。

フォームインジケーターのレビュー

高浮力で高く浮き視認性が良い、そしてティペットへの付け外しや位置の変更ができるのが特徴。

4個入り443円(税込み)

フォームインジケーター集合画像

4色から1色を選択、または4色セットの物がある。ゴムリング部を含め縦寸法3cmほど。

ティペットへの取り付け方

下にバッキングラインをティペットに見立てて説明。

フォームインジケーター2

上図のようにループにしたティペットをゴムリングに通す。通したループを後ろに回して引っ張ると下図の通りになる。

フォームインジケーター1

▲これはループを裏に回して全体をひっくり返した画像

フォームインジケーター3

上図のように引き締めることもできるが、下図のような通し方でティペットを引っ張り、ゴムに食い込ませてもそこそこに固定される。上図の引き締め方法でティペットにクセがつくことを嫌う場合には、この方法がおすすめ。

フォームインジケーター4

このインジケーターは見た目通り、さすがに空気抵抗が大きいです。これはよく浮く構造のインジケーターとしては宿命であり、浮き性能とはトレードオフの関係として致し方ありません。また、装着方法からしてティペットの絡みトラブルも起こる時には起こる。これも付け外し可能といったこととのトレードオフ。

さて、そこでトラブルレスな投げ方としていくつかコツを。とりあえず前提としてはラインウエイトはあった方が楽。#3よりも#5の方が当然楽なキャストになる。

キャスティングのコツ

1)大きめなアークのキャストを心がける。

いわゆるワイドループになるように。

2)できればベルジャンキャスト

ベルジャンキャストはバックキャストとフォワードキャストでラインの軌道が全く異なるため、ティペットやリーダーのトラブルが起こりにくいのです。

3)できる限り無用なフォルスキャストはしない

もっとも理想的にはピッックアップからそのままバックキャスト、そのままフォワードキャスト一回で終わり。(要するにフォルスキャストなし)

4)力まかせのキャストをしない

インジケーターに空気抵抗があり「飛ばない」という感覚からりきんだキャストになりやすいです。こうなりますとテーリングの原因にもなり、ますますトラブルが起きやすいです。そこで、むしろゆったりと加速時間の長いキャストを心がけることが吉。この意味ではグラスロッドの方が楽。

なお、解禁時の渓流ではインジケーターを使った釣りをすることはほとんどない、という人も多いでしょう。しかしながら、沈めないと魚が出ない、ということも現実にあり。かの、ロングリーダーによるドライフライの達人である渋谷直人氏に至っても、ちゃんとインジケーターを持ち歩いております。

タングステンウエイト

練り状のウエイト。ガムにタングステンの粉を混ぜて練った感じである。ガムの粘着性によってティペットに(半)固定するという品物。

タングステンシンカー

▲直径で100円玉程度 15g プラケース入りで現場にそのまま持って行ける。

鉛のシンカーは国によって使用禁止されているところもありなので、タングステン製であれば海外遠征の方も安心して使える商品。

15g 551円(税込み)

特徴としては必要な分量をちぎって使うために重さのコントロールが自由。付け外し自由で使い回し可能。そして装着するティペットに対してストレスがないこと。

タングステンウエイト

▲ちぎり取った一回分。これで約0.8g。ノーウエイトのエッグを沈める程度ならこれで十分。

タングステンウエイト使い方のヒケツ

この種の練り状シンカーは寒い季節になるとかなり硬くなり、塊から必要分をちぎり取りにくくなる。(気温5℃を切るあたりからかなりカチカチである)

そこで、寒い季節には出発前にその日に使うであろう個数を先にちぎって丸めておくのは方法。

ちぎって小さくなったそれを指で挟んでコネコネしていれば柔らかくなる。それをおもむろにティペットに装着する。

逆に、暑い季節ではそこそこに柔らかくなり、粘着性として大丈夫かと思えてしまうが、水に浸かれば硬くなり、粘着性もそこそこになるので問題なし。(軽くワンキャストするか、事前に水で冷やせばよし)

というところで、これはいざというときに持っていて邪魔にならない品物です。

ところで、ニンフを沈めて使うにしても、普通はビーズヘッドなど十分に沈むウエイトであるのは確か。その上になぜタングステンシンカーのような後付けな物を用意せねばならないのか?

それはそのポイントの流れの速さ、深さによってはフライの元々の重さではちょと不足気味なこともあり、その微調整として後付けシンカーを使うということ。

以上、フォームインジケーターとタングステンウエイトのレビューです。セットで持っていて良い小物です。特に管釣りでお世話になることが多いでしょう。

にしきたトレーディングさんのサイトでご確認ください。

 → にしきたトレーディングさんのフォームインジケーター

 → にしきたトレーディングさんのタングステンウエイト

 

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ランディングネット(クレモナ糸)のインプレ(にしきたトレーディングさん)


にしきたトレーディングさんの天然木ランディングネットを紹介。

クレモナ糸を使ったランディングネットです。

■枠サイズ:約24×約19cm ※最長部 (これはネット部内径)
■全長:約40cm
■重さ:108g

ランディングネットのクローズアップ1

サイズとして小渓流のヤマメ、アマゴ、イワナ釣りに向いています。

良い仕上がりのランディングネットです。私は他に用途別に4本のネットを持っていますが、この商品は最も高級な仕上がり。塗装は多分ウレタンでしょうか、ツヤがあって硬質な雰囲気。なかなか味わいのある木目が出ていますね。

これが!税込み¥4,515円 かなりお買い得と思われます。同等な仕上がりだともっとするのが普通。(一万円と言われても仕方ない雰囲気)

ランディングネットのクローズアップ2

付属品のヒートンストラップ

製品には親切にもゴムコードのヒートンストラップが付いてます。

商品の全体像の綺麗な画像はにしきトレーディングさんのサイトでご確認ください。

ただし、ルアー&フライフィッシングでよく見る背中へのネット装着では、添付されるゴムコードでは短く硬いと思われます。

そこで他の長めなカールコードなどを調達しますが、私の場合はこれを百均で入手しています。ホームセンターの工具コーナーなどでも見かけますが、同じような品物が百均にある可能性が高いです。

添付のゴムコードとカールコード
▲画像上は百均で入手のヒートン付きカールコード。下、このネットに付属するゴムコード

持ち手(柄)のデザイン

ところでラディングネットなどどれでも同じような使用感ではないかと思えますが、「持ち手部分」のデザインが異なることで扱いやすさに差が出ます。

ランディングネットの比較画像
▲上の画像手前の方は以前から使っていたネット。奥がにしきたトレーディングさんのネット。

この両者を比べますと、圧倒勝利でにしきたさんのネットが持ちやすいです。手前の物は造形的に美しくもありますが、どうしても手からすっぽ抜けるような雰囲気。素直なデザインの方が実用性高げです。

また、手前の物の表面仕上げはつや消しですが、にしきたさんのは普通にツヤツヤ。手にしっかりフィットするのはにしきたさんのツヤツヤの方ですね。

さて、百聞は一見にしかず。このネットによって実釣をしてきましたので写真映りとして以下に画像で紹介しましょう。

アマゴとランディングネット3
魚は小さい・・・

アマゴとランディングネット2
これも小さい・・・

イワナとランディングネット1
おお!久々のイワナ・・・

アマゴとランディングネット1
・・・これも小さいが・・・ネット自体は絵になっていると・・・

さて、このネットが 税込み¥4,515円 文句ないです。小渓流にオススメのクレモナ糸ランディングネットです。

にしきたトレーディングさんの商品ページで詳細をご確認ください。
 

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なお、本製品を使った実際の釣行記はこちら(2016年6月8日 奈良県天川)。
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