フライフィッシング備忘録

時々シングル・アンダーハンドキャスティング探検隊 Flyfishing Notebook
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爆安フライラインWF4I(インターメディエイト)のレビュー


にしきたトレーディングさんの爆安フライラインFW4Iのレビュー。
インターメディエイトのウエイトフォワードになります。

このラインは¥1,923円(税込)での提供。

私自身は今でにインターメディエイト(比重1)のラインを使ったことはありませんので、これの入門者がどう感じたか、という観点から記事を書きます。

さて、このラインは透明なんですよね。

そもそも材質がフローティングやシンキングとは全く異なります。見た目にはコアと表皮といった構造を持ちません。なんとなく、ある種のショックリーダーとそっくりな見た目です。

今回のレビューではWF4になります。

にしきたWF4Iパッケージ

いつもながら箱無しの合理的パッケージ。

ラインのプロファイル

ラインのプロファイル

これはにしきたトレーディングさんのフローティングWFなどと同様になります。

今回のテストはWF4なのでWeight欄で2-4のところを参照します。

短いベリー部に対してリアテーパーだけが長めなデザインですね。それによってヘッド部は先端寄りのウエイト配分となり、どちらかといえば飛ばし系かもしれません。ただしフロントテーパーも長めでしょうか。

キャスティングの実際

使用ロッドは8フィート#4-5のカーボン。私がフライフィッシング入門時に使っていた Temptation というOFTのロッドです。これは数千円という価格でしたが、他の数万円する物に対して何の遜色もありません。私は現在10本のフライロッドを所有していますが、どれか一本だけを残せ、と言われればこのロッドになるかも。それくらいむちゃくちゃに万能で投げやすいのです。

ロッドテンプテーション1

リールはキャップスのテリア#5という廉価な物。多少のバッキングラインを入れ、このライン100フィートを巻いてまだ余裕です。ちなみに、リーダーはキャスト練習用にしている3X9フィート、ティペットに1フィート+ヤーンの擬似フライです。

ロッドテンプテーション2

さて、このラインの実際の投げ心地ですが、これは非常に投げやすく、そして飛びます。ウエイトの乗りがわかりやすいです。確かに#4程度の重さ感は出ていると思われます。これはヘッド寄りのウエイトバランスが投げやすさに現れているのかも。

それからこのラインの場合、一般的な皮膜付きのフローティングやシンキングに比べると少しハリのある(というか曲げに対して少しの反発ありか)感じで、それがキャストのしやすさに関係あるかも。それもあってかラインスピードは乗りやすい方と思えます。ラインスピードがあるために、ゆるいフロントテーパーでもターンは楽、ないしは強めでしょうか。

淀川の練習場所
ちなみに、こういうところでテストです。(大阪淀川城北エリア)

インターメディエイトとして

このラインの新品状態では、多分シリコン系の潤滑剤が全体に塗布されている感じです。これはパッケージングの作業でさばきをよくするためとか、輸送、保管中にライン同士がくっつくのを防ぐ目的がありそうです。

そして、使い始めに関してはこのシリコン系?の潤滑剤?が災いし、単純に「浮き傾向のライン」になっています。

この点は、水に向かってキャストを繰り返すうちに潤滑剤?が取れ、次第にまったく問題のないレベルになります。そこで、最初から現場使用を考えた場合には、最初の潤滑剤を拭き取り、ガーキの「ジンク」(Xink)など、シンク剤を事前に塗布しておくのが吉でしょう。

ジンクのボトル
▲ガーキのジンク(シンク剤)リールはキャップスのテリア#5

このジンクという「シンク剤」ですが、これ自体がラインを沈めることはなく、元々の機能としては「それを塗布して水に対する表面張力を抑える」ものです。ですから、ジンクをラインに塗布することで、そのライン本来の比重に基づいた沈下率が得られるということになります。

浮き、というか比重「1」の具合

さて、私の今回のテストでは「ジンク」を持っておらずでしたが、キャストを繰り返すうちに最初にあった潤滑剤らしき物が取れてきたようでだんだんとインターメディエイトの性質が出てきました。水面直下に浮遊する感じです。

結論としては確かにインターメディエイト。はは〜、なるほどといいう感じ。

水離れ

意外に水離れが良いです。比重「1」で水面直下にある割に、スネークピックアップによって簡単に水から引き離すことが可能です。もしかしたら、前回の記事「WF6F」よりも水離れが良いほど。これは素材の表面の素性からくることでしょうか?

このラインの用途

重さが基本WF4ですから、大きな湖でミノータイプのフライを投げるには軽すぎるでしょう。

そこで止水の箱池管釣りのようなところではこのラインをセットしたロッドを用意するのはありと思われます。止水管釣りでの「引っ張り」は時として絶大な効果がありますよ。

次回、機会があれば箱池管釣りでこのラインを試してみようと思います。

もちろん、このシリーズで#4よりもっと重い物を使えば天然湖など大きなフィールドでも十分に使えそうです。

総評と結論

このラインは投げやすいですし、インターメディエイトとしての機能は十分と思われます。

次に材質が「透明」ということについては、確かに釣り人からの視認性はマイナスとなりますが、見えなくもありません。水中では透明でもやや白っぽい感じに見えています。魚の目線としてどうなのか?の部分にはなんとも言えません。ただ目立ちにくくはなっていると想像されます。

とにかく何せ価格が¥1,923円(税込)ですから、インターメディエイトのお試しや入門用としてはうってつけです。というか、これで十分に実用になりげですよ。

追記

実釣していないのでなんとも言えない部分ではありますが、このラインについて考えられることを書いておきます。

まずはこのラインはブレイデッドラインのコアがない点からして、ある程度の「伸び」が予想されます。伸びは確かに存在します。

そこで、このラインで魚を釣るにはアタリを取ったら積極的に「掛けていく」ことが肝要になるかもしれません。そもそもが弾力性ありな素性ですから、最初のアタリでバレにくく、その代りに「掛け」が必要かもです。そして掛けた後は大変「乗り」が良い可能性大。具体的には、アタリを取ったらラインを積極的に引いて掛け、そしてさらにロッドで合わせていくという感じになるでしょう。(ま、通常はそうするでしょうが、それを積極的にと)

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